【動画】元日本代表DF岩政大樹が教える、確実にディフェンスが上手くなる方法
2018年10月17日
ゴール前で縦パスが入っても慌てない! 素早くシュートコースを消すDFのポジション取り
鹿島アントラーズで数々のタイトル獲得に貢献し、チームの黄金期を支えた選手の1人で元日本代表のセンターバック、岩政大樹がディフェンスが確実に上達するポイントをアドバイス。
守備の常識を疑い、自分なりのプレースタイルを作り上げていったことで、常勝・鹿島アントラーズで10年もの間ポジションを守り続けた岩政さんが、自らが戦いの中で失敗と成功を繰り返して獲得した守備理論を解説します。
身体の向きや動かし方だけでなく、どうしてそのプレーが大切なのかを理論的に説明します。また、動画では本人が実演してプレーのポイントを解説。
守備のやり方で悩んでいる少年少女はもちろん、お父さんコーチ、指導者も子どもたちの指導の参考にしてください。
第4回目は、ゴールを守る最終局面、まさにゴール前で取るべき大事なポジショニングをご紹介します。良い位置にいることができれば、相手の足元にボールが入ったとしても素早くブロックに行くことができるのです。まずは論理と動き方の基本からじっくり覚えてください。
(提供:ストライカーデラックス)
■ゴール前では相手とゴールの間に立つ
DFの目的はエリアによって変わってきます。中盤のエリアであれば、守備の目的はボールを奪う、相手の攻撃を寸断することですが、ゴール前ではゴールを守ることに目的が変わります。
そのためゴール前では相手とゴールの間にポジションを取ることが重要です。こうすれば、相手の足元にボールが入ってターンを許したとしても、素早く対応でき、シュートをブロックできるからです。
<相手の足元にパスが来た場合>
1.相手とゴールを結んだ線上に立つ
2.足元へのパス
3.相手は中にタッチ
4.シュートをブロック
■縦パスが出ても対応できる
中盤のエリアでは、縦パスを入れられないようにボールがあるサイド側に立ちましたが、ゴール前では相手とゴールの間に立つので、縦パスを入れられやすくなります。しかしゴール前では裏のスペースが狭いので、縦パスが出て相手にレシーブされても、すぐに追いつくことができ、シュートコースを消しながら対応できるのです。
<縦パスが出た場合>
1.相手とゴールを結んだ線上に立つ
2.縦パス
3.素早く寄せる
4.突破やシュートを許さない
次のページでは岩政さん自身が動画で「良い例」と「好ましくない例」を実演し、動き方のポイントを解説してくれています。相手選手とボールの位置をよく見てどう動けばいいかを教えてくれているので、よく見て練習の参考にしてみましょう。
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