サカイクおすすめ!自主練グッズ特集
2022年3月17日
【動画あり】テクダマで自主練をワンランクアップ!1対1トレーニング「ドリブル鬼ごっこ」
テクニック上達専用サッカーボール「テクダマ」は、不規則な動きをするサッカーボールです。普通のボールとは違ってドリブルやトラップといったコントロールが難しくなります。テクダマを使った1対1トレーニングを、サカイクキャンプコーチを務める柏瀬コーチと猪熊コーチが紹介してくれました。普通のボールを使った場合と比べて、どのような違いがあるのでしょうか。ぜひ参考にしてください。
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■テクダマと普通のサッカーボールの違いは?
テクダマは、見た目は2号球サイズのボールですが、ボールの重みは4号球と同じ。また、ボールの重心をあえて中心からずらして作られているため、ドリブルやバウンドの際に不規則な動きをする点が特徴です。
そのため普通のボールよりもコントロールが難しく、ボールの動きに合わせて体の向きや動かし方を調整しなければならないため、ボールコントロールやボールを持つ体勢のトレーニングにもなります。
■まずは一人だけがテクダマを使ってやってみよう
柏瀬コーチと猪熊コーチの二人がテクダマを使った、1対1のトレーニング「ドリブル鬼ごっこ」をやってみました。
このトレーニングは、グリッドを作ってその中でドリブルをしながら鬼ごっこをするというものです。ボールを保持したまま相手にタッチすれば鬼役は交代です。プレーヤーは自分のボールをうまくコントロールしながら、相手の動きにも気を配らなければいけません。
テクダマとの違いをよりわかりやすくするために、まずは二人とも普通のサッカーボールでやってみます。いつもの使い慣れたボールなので、細かいタッチによるドリブルができており、猪熊コーチも「いつも通り」の一言。しっかりとボールをコントロールしながら鬼ごっこができています。
普通のサッカーボールの次は、テクダマを使用してトレーニングをやってみます。
ドリブルが上手な猪熊コーチでも、思わず「やばい!」と声がでてしまうほど、不規則に動くテクダマのコントロールに苦戦している様子が伺えます。
実際にテクダマを使ってトレーニングした猪熊コーチは「どっかにボールが行っちゃって全然コントロールがつかない」と語っていることからも、普通のボールを使ったときよりも難易度が上がっていることがわかります。
テクダマは、ボールの重心がずれているため、不規則に転がります。そのため、基本的に思い通りには動いてくれません。まっすぐ行くと思ったのに右に行ったり左に行ったりすることがよくあります。そのため、柏瀬コーチが語るように、相手を見るだけでなくボールも見なければならず、ボールに合わせて体の向きや動きを調整する必要が出てきます。
ボールや相手の動きに合わせて体を調整する力はサッカーにおいても必要不可欠なものです。サッカーではイレギュラーな事態が発生することがよくあります。そのようなときでもスムーズな対応ができるように、テクダマを使ってあらゆるボールの動きに対応できるようにすることが大切です。
■二人ともテクダマを使ってやってみよう
ここまでは、猪熊コーチのみがテクダマを使用していましたが、ここからは鬼役の柏瀬コーチもテクダマを使ってトレーニングを行います。
柏瀬コーチも「ボールのコントロールが難しい」と悪戦苦闘。猪熊コーチはコントロールを誤ってグリッドの外にボールを出してしまいました。
改めてトレーニングをやってみて猪熊コーチは「ついて行くので精一杯」、柏瀬コーチは「ボールのコントロールがすごく面白かった」と話しており、テクダマを使ったトレーニングの難しさに加え、いつもと違うボールだからこその面白さを感じていることがわかります。
■いつものトレーニングをテクダマでやってみよう
今回は、テクダマを使った1対1トレーニング「鬼ごっこ」をご紹介しました。テクダマは一般的なサッカーボールと違って不規則な動きをするため、ドリブルもコントロールもいつも通りにはできません。一方で、テクダマの動きに対応するために、素早く体勢を変えたり移動したりしないといけないので、サッカーに欠かせない、体の「調整力」を鍛えることができます。いつもの自主トレをワンランクアップさせる「テクダマ」。ぜひ使ってみてください。
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