サカイクおすすめ!自主練グッズ特集
2022年10月13日
【協力プレイ!】<動画>ワンバウンドリフティング~テクダマを使った調整力トレーニング第1回~
サッカーが上手い選手というと、ドリブルやシュート、ディフェンスがうまい選手をイメージするかもしれません。しかし、このようなスキル以外にも、サッカーが上手な選手になるためには欠かせない条件があります。それは「自分の身体を思い通り動かす力」があることです。サッカーは、相手があって初めて成り立つスポーツであり、相手の動きに応じた判断やプレーが求められます。
そのため、練習ではドリブルやシュートなどの技術を身につけるだけでなく、身体の動かし方も身につけなければなりません。
身体の動かし方を身に付けたい、改善したいときにおすすめなのがサッカー上達のために作られたトレーニングボール「テクダマ」です。テクダマは、独自のバランス設計により、予測不能な動きをします。通常のボールと同じようにバウンドすることもあれば、前方や斜めにバウンドすることも。予測不能な動きをすることもあり、イレギュラーバウンドへの対応のため、事前にボールを受ける準備をしなければなりません。また、足先だけではコントロールが難しいため、身体全体でボールを扱う意識が身につくなど、テクダマを使うことで身体の動かし方を身につけることができます。
サカイクコーチが考えたテクダマトレーニング
そこで、サッカー上達のために作られた「テクダマ」を使ったトレーニングを全4回にわたってご紹介します。サカイクキャンプで指導を務める柏瀬コーチと猪熊コーチがテクダマを使ったトレーニングを考案しました。親子や友達で気軽に取り組めるメニューなので、ぜひ参考にしてみてください。
【協力プレイ】ワンバウンドリフティングチャレンジ
今回のトレーニングは、ワンバウンドリフティングでのボール交換です。
2人で1つのボールを使ってリフティングによるボール交換をします。リフティング中はボールをワンバウンドさせることができ、リフティングは何回やってもOKというルールで行いました。
まずは、最も簡単な2回交換からスタート。
こちらは1回で成功!
続いて4回交換に挑戦しますが、こちらも無事1回で成功しました。
どちらも1回で成功していることもあり、簡単に思えるかもしれません。しかし、テクダマは不規則な動きをするため、通常のボールを使うよりもボールコントロールの難易度が格段にアップしています。実際に、柏瀬コーチが猪熊コーチに出したパスは不規則なバウンドをしており、猪熊コーチはコントロールが難しそうでした。
10回交換に挑戦!結果は...?
2回交換、4回交換をそれぞれ1発でクリアした2人は、一気に回数を増やして10回交換に挑戦します。
柏瀬コーチの「10回行こうか」の声に猪熊コーチは不安な様子です。
いざ10回にチャレンジしたものの、猪熊コーチの不安が的中し、残念ながら失敗。8回目の交換で猪熊コーチのボールコントロールがうまくいきませんでした。
実際にプレーしてみて
実際にテクダマを使ってプレーした柏瀬コーチからは、バウンドが不規則なこともあり相手にいいパスを出すためには丁寧にプレーしなければいけない、という感想がありました。
また、ボールの動きに対応するために、一瞬たりとも目が離せない点はテクダマの良さであるとも語っています。
今回のトレーニングは、2人1組でのボール交換ということもあり、仲間との協力が必要不可欠で、コミュニケーションを頻繁に取る必要があります。また、相手の位置や状態を確認しながらパスを出さなければならず、集中してプレーすることが求められる点も特徴です。
シンプルでありながらも、サッカーに欠かせないさまざまな要素を養える練習メニューです。親子や友達と楽しくやってみましょう!
次回は「リフティング交換チャレンジ」をお届けします