JFAグラスルーツ推進部部長が行く!あなたの街のサッカーチーム訪問
2017年1月27日
「障がい者を教えることは、健常者を教えるうえでも役に立つ」障がいを特別扱いしないサッカーコーチの言葉
■松田部長の感想
小学生、中学生、お母さん方、そして障がい者と、いろんな人たちが混ざり合い、同じ空間でサッカーをやっている場が凄くいいなと感じました。障がい者の人たちの隣で、中学生たちが激しくボールを蹴り合っている。練習内容は違うけど、同じ空間を共有してプレーしている環境が当たり前になっているというのは、すごく良いことだと思いました。子どもも大人も、そして障がい者も笑顔が溢れていて、楽しそうにプレーしているのはとても印象的でしたね。
智田さんの想いにも心を動かされました。特に「自分が生きている限りはなくしたくない」という言葉からは、並々ならぬ想いを感じることができました。障がい者であっても、普通に接することでできることもある。そういった智田さんの指導は、他のクラブにも参考になると思いますし、そういうクラブが全国各地に生まれてくることを願っています。
智田さんはご自身の子どもが障がいを持っていました。それがチームを立ち上げたきっかけですし、ここまで続けてきたこともその事実が大きかったでしょう。そうじゃない人が、障がい者を指導することが難しい部分ももちろんあると思います。でも、今回の智田さんの話を聞けば、決して高いハードルではないことが理解できたと思います。これを読んだ指導者の方が、自分のチームに障がい者が入りたいとなった時に、ぜひ受け入れてほしいと思いますし、そういうことが普通になっていけば、日本サッカー界はますます素晴らしいものになっていくと思います。
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