楽しまなければ勝てない~世界と闘う“こころ”のつくりかた

2019年12月26日

負けたら礼を尽くさなくていいの? 年末年始に親子で学んでほしいスポーツマンシップとは

■タイムアップ後の選手、指導者の態度に注目


(写真は少年サッカーのイメージです)

 

この年末年始は、ぜひ子どもと一緒にサッカーはもちろんのこと、スポーツの試合をたくさん見てください。可能ならば生観戦がいいのですが、テレビ観戦でも構いません。

そして、試合が終わったらさっさと帰るのではなく、テレビならチャンネルを変えずに、終了後の選手や指導者たちの態度に注目してください。

それがグッドルーザーであれば参考にし、そうでなければ「なぜあんな態度になるのか」「どうしたほうがいいか」などを子どもたちに考えさせてください。

 

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高橋正紀(たかはし・まさのり)

1963年、神奈川県出身。筑波大学体育専門学群ではサッカー部。同大学大学院でスポーツ哲学を専攻。ドイツ国立ケルンスポーツ大学大学院留学中に考察を開始した「スポーツマンのこころ」の有効性をスポーツ精神医学領域の研究で実証し、医学博士号を取得。岐阜協立大学経営学部教授及び副学長を務めながら、講演等を継続。聴講者はのべ5万人に及ぶ。同大サッカー部総監督でもあり、Jリーガーを輩出している。
Jリーグマッチコミッショナー、岐阜県サッカー協会インストラクター、NPO法人バルシューレジャパン理事等を務める。主な資格は、日本サッカー協会公認A級コーチ、レクリエーションインストラクター、障害者スポーツ指導員中級など。

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