あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2020年2月14日

「楽しければ強くならなくていい、レギュラー外して」という選手に勝つ喜びを教えるにはどうしたらいい?

■子どもの意識改革をするために、何からすればいいか


(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

どうやったら意識改革ができるのかは、まず子どもに預けてみてください。サッカー、楽しいでしょ? 素晴らしいスポーツだよ、と働きかけてください。

サッカーをやっているからこそ、自分の目標を見つけられることを伝えましょう。それは何かといえば、次の試合に勝ちたいと思えば、そのために準備をします。負ければ、もっと準備が必要だったと反省します。それは受験も同じです。そのためにどんな準備ができるか。人生そのものを学べるのです。

 

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

前へ 1  2

関連記事

関連記事一覧へ