あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2020年4月10日

試合ばかりで練習がつぶれる。技術は試合だけで身に付くの? 練習を削ってでも試合を重視するべきか教えて

■親が自分を犠牲にして子どもに尽くすのが本当に子どものためになっている?


(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

毎週片道1時間以上かけて、親が車で子どもを試合に連れて行くという話はそこここで聞く話です。同時に「親は子どものためにこんなにしているのに」「サッカーをさせるために家族が犠牲を払っている」と嘆く人も多いです。

しかしながら、それが本当に子どものためになることでしょうか?

子どもが楽しくスポーツしたいなら、自分で行って自分で帰ってこれる環境が一番です。本人も周囲にも重い負荷を与えないやり方です。

 

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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