あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2024年12月20日

低学年あるある「パスをしない」を解消したい。どんなタイミングでパスを出せばいいか、気づかせる方法を教えて

 

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■決して全てを教えてしまわないこと 問いかけて気づかせよう


(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません

 

このようにシュートゾーンを作ったり作らなかったりして、対応力を養います。

シュートゾーンを外しているのに同じようにプレーすることもあるので、そういう時はプレーを止めて「いま、(オーガナイズは)どうなってるの?」と問いかけましょう。

決して「おい、シュートできるぞ」などと教えてはいけません。参加できるコーチがいるならば、コーチが入ってシュートを打つと、子どもたちもわかってきてシュートを打ち始めたりします。

 

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
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