あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2025年1月17日

小学校入学と同時にサッカーを始める新一年生、未経験の子たちを指導するときは何 から教えればいい?

 

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■「味方がそこにいる意味」を理解させるような練習を

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(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません

 

例えば、団子サッカーにならないよう最初に「団子になったらだめだよ」と言うのではなく、最初は団子のままやらせてください。

誰かひとりがドリブルしてみんなが団子になっているときに「はい、そこでストップして」とフリーズさせて、「みんな、どう? 今、何が起きてますか?」と問いかけてください。

広がったほうがいいとか、パスをしたほうがいいとかそういった答えが出てくるでしょう。そこで「じゃあ、広がれるように練習しましょう」と2対1などの練習に移ります。そこで味方がいる意味などを理解するよう練習をしてください。

「すぐに試合したい!」と言ってくるような、そういう子どもたちを育ててもらえるといいなと思います。

 

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池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

 

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