緊張は小さくできる!「あがらない体」のつくり方
2017年3月14日
緊張は人間がサルだったころの名残!? 小学生でもトレーニングで緊張を小さくできる方法
試合の前や大事な本番はもちろん、練習中にコーチの厳しい指導を受けて緊張してしまい、失敗を恐れて普段通りに体が動かせなくなることがありますよね。
プロ野球チームをはじめ、トップアスリートから会社経営者・教育現場でこれまでのべ5,600人以上を見てきたメンタルトレーナー・石津貴代さんは、「緊張はコントロールできる」と言います。
緊張している自分を受け止めて、それでも実力を発揮するアプローチもありますが、そもそも緊張を「小さく」するアプローチする方法を教えていただきました。
(紹介文:サカイク編集部、本文:石津貴代)
■そもそも人が「緊張する」理由とは?
緊張というのはコントロール出来るものです。
高校生くらいで半年、大人の方は3ケ月もメンタルトレーニングをすれば多くの方が改善されます。ほとんど緊張しなくなる人もいるくらいです。
小中学生は完全にコントロールするのは難しいのですが、トレーニングでかなり軽減することが出来ます。
緊張をコントロールするには、まずは「なぜ自分たちは緊張するのか」の原因を知ることが大切です。「緊張はそんなに怖いものではない、誰でもするものだ、原因は○○だよ」ということを、親御さんが子供たちに伝えてあげることが大切です。
どんなに小さな子供でも、物心がついたころから緊張するようになります。小学生くらいになると、目に見えて増えてきます。そもそも緊張というのは危険から身を守るための反応ですので、誰にでも備わっています。何かを「怖い」「危険」と判断できる年齢になると、緊張反応が出てくるようになるのです。
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