緊張は小さくできる!「あがらない体」のつくり方
2017年4月11日
頭の中で予行練習!「イメージリハーサル」を行うことで緊張しない体になる
試合の前や大事な本番はもちろん、練習中にコーチの厳しい指導を受けて緊張してしまい、失敗を恐れて普段通りに体が動かせなくなることがありますよね。
プロ野球チームをはじめ、トップアスリートから会社経営者・教育現場でこれまでのべ5,600人以上を見てきたメンタルトレーナー・石津貴代さんは、「緊張はコントロールできる」と言います。
連載第4回目は、「イメージトレーニング」で緊張をコンパクトにする方法を教えていただきました。通常、パフォーマンスを上げるために行う印象のある行為ですが、緊張を小さくするためにはどのようなやり方を行うのでしょうか。
(紹介文:サカイク編集部、本文:石津貴代)
■イメージ「リハーサル」で緊張を小さくする
メンタルトレーナーの石津貴代です。緊張のコントロールについて、前回は「自信を育てる重要性」をお伝えしました。
<緊張の5つの原因>1.失敗や評価に対する不安2.自信がない3.過去の失敗を思い出す4.準備不足5.初めての場所や経験
今回は緊張を緩和するためのイメージトレーニングについてお話をさせていただきます。通常、イメージトレーニングはパフォーマンスアップのために行うことが多いのですが、緊張を小さくするためにも行うことが出来ます。
経験・体験が多いことには、人は大きな緊張をしないものです。サッカーでも、相手との試合経験が多かったり、自分たちのグラウンドだったりするとリラックスしやすいものです。反対に、大きな大会や初めての経験になると緊張は強くなります。イメージの中で何度もリハーサルをして「経験済みのこと」にすることで緊張を小さくするのが「イメージリハーサル」です。
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