U‐12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016
2016年8月24日
今年のバルサは強い、3年前と同等レベル!ワールドチャレンジが明日開幕
12歳以下の小学生にも世界と戦う経験を!
日本のサッカークラブに世界の強豪と戦うチャンスを提供することを目的としたU−12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016が今年も開催されます。同大会をプロデュースするアメージングスポーツラボジャパンの浜田満さんは「今年のバルサは強い。2013年と同等のレベルです」と言います。
本日開かれた記者会見の模様と、今大会の全貌をお伝えします。(取材・文 大塚一樹)
■世界の強豪と夢の対戦! 今年も会場から子育てに役立つレポートをお届けします
回を追うごとに規模が拡大、世界の強豪と試合が出来るチャンスが拡大しているこの大会ですが、今年はJ1〜J3までのJクラブに門戸を開く東西のJクラブ予選を実施。応募希望チームの抽選で参加権が得られる街クラブ枠に加えてセレクション制の街クラブ選抜も編成され、世界と戦いたいクラブ、子どもたちにより多くのチャンスが巡ってくる仕組みづくりができました。
第1回大会からメディアパートナーとして大会の様子と、連続出場を続けるバルセロナを中心とした世界レベルの12歳、また世界のサッカーに触れた日本の子どもたちの横顔をお伝えしてきたサカイクは、8月25日から4日間に渡って行われる大会を今年もレポートします。
■12歳のトップレベル、世界のライバルは何をしている?
開幕前日となる24日、今年の海外招待チームとなるFCバルセロナ(スペイン)とマンチェスターシティ(イングランド)、そして4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県選抜の選手たちが登場する開幕会見が行われました。
日本のチームはどれくらいやれるのか? 昨年は準決勝で東京都選抜にPKで敗れたバルセロナの雪辱は? 大会としての見所、勝敗の行方も気になりますが、サカイクが注目するのは普段なかなか目にすることのできない世界のトップレベルのクラブでプレーする12歳の子どもたちのプレーぶりや、指導に当たる監督やコーチ、スタッフとのやりとり。
毎年12歳の子どもたちにも「ピッチ内外でバルセロナらしくあること」を徹底するFCバルセロナは、昨年もチームを率いたセルジ・ミラ監督が「大会を通じて選手たちがバルサのコンセプトに触れること、それを実現できることが大切」とコメントするなど、今年もブレることなく「バルサのサッカー」を追求します。
■世界最高峰の12歳のプレーを観に行こう
初参加となるイングランドの雄、マンチェスターシティのダニエル・ウォーカー監督も「シティの考えとしては勝利だけでなく選手の成長も重要な要素」と、世界有数の強豪クラブとしての育成哲学を語りました。またチームのコンセプトについては「後ろからビルドアップをしてパスをつなぐサッカー」を志向しているとのことで、組織的なプレーにも期待がかかります。
日本のクラブ、子どもたちにとっては世界のトップクラブと戦える貴重なチャンス。4年連続で大会に参加しているバルセロナは、このワールドチャレンジを7人制から11人制への移行のプレシーズンの重要な大会と位置づけ、シーズンスケジュールに組み込んでいるほどなので、いろいろ試しながらになるにしても本気度は十分です。
FCバルセロナ、マンチェスターシティと対戦する子どもたちにとってはまたとないチャンス。大会にプレイヤーとして参加が叶わなかった子どもたちにとっても会場に足を運んで、同い年のライバルたちのプレーを目にする絶好の機会です。
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