サカイクでは、サッカーを頑張るお子さんを栄養面からサポートする成長期のスポーツ専用サプリ「キレキレ」を販売しています。

キレキレはプロアスリート100人以上が愛用するマルチビタミン・ミネラル「ナリッシュメントチャージ」をベースに、子ども向けサプリとして誕生しました。

スポーツ時に汗で流れ出てしまうビタミンやミネラルを補うため、成長期のお子さんに向けて、最適な栄養バランスになるように改良が加えられた商品です。

今回は、サカイクの運営責任者であり、「キレキレ」の商品開発を担当した竹原和雄の想いを紹介します。

　

■理想の食事とかけ離れた現実

サッカーをするお子さんにとって、成長のために大切なのが食事です。食事に関する情報を調べると「栄養フルコース型の食事（①主食+②おかず+③野菜+④果物+⑤乳製品）が望ましい」といったように、バランスのとれた食事が推奨されています。

しかし、共働き世帯が多くを占める中で、準備に手間や時間がかかることから、「現実的でない」という声が多く聞かれるのも事実です。

キレキレを商品化した竹原は言います。

「サカイクで保護者にアンケートをとると、『家の食事だけでは十分な栄養が補えない』『完璧な栄養バランスの維持が難しい』と答えた人が半数以上おり、せっかく頑張って料理を作っても『子どもが少食で食べられない』『好き嫌いが多い』といった悩みがあることがわかりました」

サッカーが上手くなるためだけでなく、体作りや疲労回復面からも食事は大切です。サッカーをして傷めた筋肉を回復させるためには、たんぱく質、炭水化物、ビタミンといった栄養素は欠かすことができません。

せっかくサッカーを頑張っていても、適した栄養を摂ることができなければ、上手くなるどころかケガのリスクが高まってしまうのです。

　

■プロ愛用サプリから栄養の課題を解決するための手段を

「これまでサカイクでは、子どもたちの栄養面をサポートするため、様々な情報発信に加え、リサーチを続けてきました。そんな中、ヴァンフォーレ甲府のフィジカルコーチとして、J1昇格に大きく貢献した、谷真一郎さんにお話を聴く機会がありました」

谷さんは「疲労回復に必要なビタミンB群やミネラルを、食事だけで摂取することは難しく、プロ選手はサプリメントで補っている」と話し、「サッカーをするお子さんをお持ちの家庭も同様に、食事だけで必要な栄養を補うのは難しいのではないでしょうか」といったアドバイスを受けたそうです。

「谷さん自身、Jリーガーが100人以上摂取している『ナリッシュメントチャージ』というサプリメントを10年以上愛用しており、『これのジュニア版をサカイクが開発してみてはどうですか？』と提案されました」

その際、谷さんの「食事だけで頑張るのもいいけど、現実的に難しい中で、良い手段があるのであれば、それを活用する判断は親として間違っていないと思う」という言葉に心を動かされ、商品化を決意。

その後、ナリッシュメントチャージ開発元のコム・ジャパンとともに、子ども向けサプリメントの開発に着手しました。

　

■親が安心して飲ませることができるサプリを作る

コム・ジャパンは健康食品のメーカーである傍ら、『ライフサイエンス研究所』という活動を通して栄養学を研究し、子どもの食育に力を入れています。

「コム・ジャパンさんは、15万部発行の食育の絵本を始め、多数の著書を出版しています。食に関する普及活動を行っており、子ども向けのサプリを製作する上で、最適なパートナーと出会うことができました」

コム・ジャパンの担当者もサッカー少年のママだったこともあり、「私の子どもがサッカーをしていた頃は、飲ませたいサプリメントがありませんでした。これなら飲ませても大丈夫、飲んで欲しいと思えるものを提供できるのは嬉しい」と想いが一致。

「栄養を摂って欲しいけど、どうしたら良いかわからない。時間がないというお母さんのために『このサプリメントで必要な栄養素を摂ってください』と言えるサプリメントを作ることを決意しました」

　

■体づくりに必要な栄養素をバランスよく補うために

商品開発でこだわったのが、「栄養素は単一のものをたくさん摂ればいいのではない」という点です。

「私たちが生きるために必要な必須栄養素の中には、体の中で合成できないものもあり、外から摂取する必要があります。これらの栄養素は単独ではなく、チームとして働きます。目指したのは、コム・ジャパンが提唱する、栄養は鎖のようにつながっている『生命の鎖』という考え方を、サプリメントで追求することでした」

体を作るのに重要な栄養素を、たんぱく質（プロテイン）と思っている方は多いですが、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルもバランスよく摂取することが大切です。

また、ビタミンがなければミネラルが働かず、ミネラルなしではビタミンの働きが悪くなるという関連性があります。

「ナリッシュメントチャージはその考え方で作られており、食事で補うことが難しい30種類の栄養素を凝縮しています。そのナリッシュメントチャージをベースに開発されたのがキレキレです。子どもでも飲みやすいよう味や大きさにこだわり、ユーザーの声を取り入れながら、５回の商品改良を行いました」

　

■効果が実感でき、子どもが続けられるものを

さらにこだわったのは、「きちんと効果のあるものを、できるだけ飲みやすく」です。

「ナリッシュメントチャージを、ジュニア向けに必要な容量に置き換えると『錠剤が大きくなる』『おいしくない』『ニオイがきつい』といったマイナス面が出てきます。大人は我慢して飲めばいいですが、子どもはそうもいきません」

さらに、こう続けます。

「世の中には飲みやすい、おいしい子ども向けサプリメントはたくさんありますが、どんなに飲みやすくても、サプリに含まれる栄養素の種類が少なかったり、栄養素の量が少ないと、効果を感じてもらうことは難しいです。『キレキレ』は、せっかく作るのだから、きちんと効果が実感でき、子どもが飲めるものにしたいという想いで、試行錯誤しながら商品開発を行いました」

　

■食事で不足した栄養を補うための手段としてサプリを活用する

とはいえ、食事が大事であるという前提に変わりはありません。サプリメントはあくまで足りない栄養素を補助するものです。

食事による十分な栄養摂取が難しい場面もある中で、サプリメントをひとつの選択肢として知ってほしい、活用してほしい。そんな想いで開発に当たったそうです。

キレキレはできるだけ家計の負担にならないものをということで、コムジャパンの協力もあり、ナリッシュメントチャージの半額の値段に押さえました。

「最近はキレキレのファンが増えてきており、『親の方が気が楽になった』『安心した』という声も多く届いています」と、笑顔で話します。

「これからも、子どもたちがケガなくサッカーができて、成長するためのサポートができるよう、サカイクを通じて情報発信や商品開発を続けていきたいです」

　

次回の記事では、「『秋バテ』の課題を解決するためのキレキレ活用法」をお届けします。