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2016年1月12日
強い体をつくる食生活の秘訣&冬におすすめの簡単便利ワザとは?
昨年末、12月25日~29日にかけて鹿児島で行われていた第39回全日本少年サッカー大会の決勝大会。初の冬開催となった今回の大会では、見事埼玉県代表のレジスタFCが初優勝を果たしました。
同大会会場では、2006年より大会をサポートする日清オイリオグループ(株)が、子どもたちを食事・栄養面から支える取り組みとして『めざせ!未来のアスリート【強い体をつくる食生活】』と題したセミナーを開催しました。セミナーには、お子さんの健やかな成長をサポートしたいという気持ちを持つ保護者や指導者の方が多数参加され、多くの質問が出されるなど熱気に包まれるものとなりました。
登壇した公認スポーツ栄養士の清原知子さん(日清オイリオ)は、最近の子供たちの食事を取り巻く状況を踏まえて、
「小学生の約10人に1人が朝食をとらないというデータが出ています。食べる時間が無い、食欲が無いなど理由は様々ですが、1日の活力源にもなる朝食は非常に重要です。まずは朝食をとるという習慣を身に付けて欲しいと思います。また年齢が上がるにつれて嫌いなものを食べない傾向も見られています。嫌いなものが多いと合宿や遠征先で食べられる物が少なく、体力が持たないといった事が起こります。子どもの味覚は変化するので、嫌いなものでも食卓に並べて少しずつでも食べさせる、調理方法を変えてみるなど試してみて欲しいですね」と語りました。
この他にも、強い体と心をつくるための7つのポイントと共に、毎食「主食+主菜+副菜2品」を揃える大切さや、これを毎日の食卓で手軽に実践するための工夫等を献立を例に説明したり、自身のサポート経験から、トップアスリートの食事の共通点として「朝食をしっかり食べる」「栄養補助食品を必要以上にとらない」「自分に合った食べ方を続けている」などを述べました。
最後に、「食事は保護者が支えられる大きな要素です。子どもたちの健やかな成長のため、忙しい中でもできる限り気を配ってあげてください」とメッセージを送っていました。
■会場で聞いた!オススメの簡便料理ワザやこの時期に気をつけていることとは?
●佐藤郁美さん・西尾しおりさん
「ご飯の上にトマト、チーズ、マヨネーズを載せてオーブンで焼いて出したりしています。他にもどんぶり系は上にのせる物次第で、栄養バランスもとれるので定番になっていますね。」
「嫌いなものは、好きなものに混ぜて出すと食べてくれることが多いですね。ビビンパにしたら嫌いな野菜も食べてくれたりしてオススメです。」
●原久美子さん・市田愛香さん
「この時期は体の温まる汁物を多めに出すようにしています。野菜たっぷりのスープは、腹持ちも良く煮込んでおくだけで良いので、夕飯とあわせて作っておいて朝ごはんに出したりしています。」
「好き嫌いなく出たものは食べる決まりを作っています。嫌いなピーマンも食べられるように肉詰めにしてあげるなどの工夫はできる限りしています。」
●田口恵さん・田口麗子さん
「この時期の練習前には、エネルギーになりやすい炭水化物をとりやすくするために、温かいおうどんにお餅を入れて出したりしています。体も温まりますし一石二鳥ですね。」
「うちの子は食が細いのですが、少しずつでも食べる習慣を身につけることが大事だと思うので、1回あたりの量は少なくても、食事の回数を増やすようにしています。」
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ーキミの夢が、いつか日本の夢になるー
日清オイリオは全日本サッカー少年大会を応援しています。
(左)会場で保護者向け栄養セミナーを開催 (右)2006年より大会のサポートを継続
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