考え・自分で行動する力を伸ばす ~サンガつながり隊よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」~

2017年10月13日

自分の行動に責任を生むキーワード「自分はどう思う?」で、考えて動く力を育てよう

■責任感を生むキーワード

体験を通して「責任」を学ぶ上で一番大切なのは「自分で考えて行動する」ことを促すこと。
 
(サンガつながり隊のマーク 写真提供 京都サンガF.C)
 
家庭やスポーツ指導の現場においても「お母さんどうしたらいい?」や「コーチどうやったらいいん?」とすぐに答えを聞いてくる場面が多いのではないでしょうか?
 
そんなときは、「こうするんだよ」とすぐに答えを教えるのではなく、「どうしたらいいと思う?」と子どもに返してあげてほしいと思います。
 
自分に返すことで、「自分はこうすることがいいと思う」、「今回はうまくいかなかったのは何が原因だったんだろう?」、「次はこうしよう」と自分はどうしたらいいかを考え行動する、「自己責任」が芽生えてきます。
 
どんどん子どもに問いかけてみてください。
 
毎朝のように繰リ返される「おかあさん、僕の体操服どこ?」というようなやりとりもなくなるかもしれませんよ。
 
 
福中善久(ふくなか・よしひさ)
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAで幼児~小学生を中心に様々なスポーツやキャンプ指導にあたった。また、大学生の指導者育成や高齢者スポーツなど幅広く活動。京都サンガでは未来を担う子どもたちに、スポーツを通じて「人と人がつながっていくことの大切さ」を伝える「サンガつながり隊」のコーチとして活動。地域の小学校を中心に年間2万人の子どもと関わっている。
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