考え・自分で行動する力を伸ばす ~サンガつながり隊よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」~
2018年8月14日
夏休みは「本物体験」のチャンス
毎年、京都サンガF.C.では子どもを対象にキャンプを実施しており、たくさんの子どもたちが参加してくれています。先日も京丹後市網野町へ1泊2日のキャンプに行ってきたのですが、バスの窓から海が見えるやいなや、子どもたちから「うわ~っ!」と大歓声があがりました。
■ほんの数日でも「本物体験」が子どもたちを変える
現地に到着後、海沿いの芝生に座ってお弁当を食べていた時も、誰かがカニをみつけ、そこからカニ探し大会がスタート。キャンプ序盤から生き生きとした表情を見せる子どもたちの姿を眺めていて、やはり「本物」に勝るものはないなぁと感じました。
また、夜になると、今度は子どもたちにちょっとした試練が訪れます。「暗くなったら寂しくなるかもしれない」と心配する子や、「コーチ、夜中に一回トイレに行きたいから、必ず起こしてくださいね」とオネショの不安を抱える子など、それぞれがドキドキ感とともに夜を迎えていました。
その夜は問題は起こらず、皆、無事に朝を迎えることができましたが、このドキドキ感もお泊りの醍醐味ですよね。
2日目は砂浜でビーチサッカーをする予定だったのですが、雨が降ってしまい、急きょ体育館でのサッカーに変更。子どもたちは残念がりはしましたが、「自然には逆らえない」と状況を受け入れ、屋内サッカーを自分たちなりに楽しんでいました。
いかがですか? わずか1泊2日の日程でも、自然の景色や生き物に触れるワクワク、心配事を克服しなければならないというドキドキ感、自然の摂理などの不測の事態への対応など、たくさんの体験がキャンプにはあるのです。