サッカー選手を目指す子どもの親に贈る4つのアドバイス

2016年8月12日

子どものサッカーに、親はどこまで口出しをしていいの?

■あなたは、サッカーを本気で勉強する気がありますか?

子どもの大会を観ていると、こんな声をよく耳にします。
「前に行け! パスに逃げるな!」
おそらく、テレビなどで「パスを回してばかりで点を取れない」と解説者が言っていたのを聞いて、言っているのでしょう。こういう声掛けは、子どもにとってはかえってマイナスになるだけです。もちろんプレーの優先順位はゴールに直結するプレーですが、それも状況によります。数的不利で前が詰まっている状態では、同じ声掛けにならないはずです。
大事なことは、正しい知識を身につけ、子どもを導いてあげることです。ただ、サッカーという競技はあまりにも奥が深く本気になったが最後、人生の多くの時間が費やされてしまう覚悟が必要です。真剣に取り組むことを決め、お子さんと向き合ってしっかり話しをし、「パパ(ママ)もサッカーのことをしっかり勉強してアドバイスするから、一緒に頑張ろうな」というスタンスで取り組まれると良いと思います。

■サッカー選手を目指す親に贈るアドバイス

正しい知識を身につけようと努力する意志があり、子どもと向き合って一緒に努力することを合意できたら、積極的に介入するべきです。

浜田 満(はまだ・みつる)

前へ 1  2  3

関連記事

関連記事一覧へ