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2011年8月20日

「宮城のため」にベガルタ仙台ジュニアの戦い(1/2)

第5通

■「宮城のため」に戦ったベガルタ仙台ジュニア

全日本少年サッカー大会で過去最高成績のベスト8入り

仙台だより第5回は「全日本少年サッカー大会決勝大会」に出場したベガルタ仙台ジュニアの戦いぶりをお伝えします。震災で春の練習に大きな影響が出たベガルタ仙台ジュニアでしたが、宮城県大会を勝ち抜き、この決勝大会では攻撃的サッカーで快進撃を見せ、過去最高の成績となるベスト8進出を達成しました。

■キーワードは「団結」周到な準備で臨んだ決勝大会

5年連続5回目の決勝大会進出を決めたベガルタ仙台ジュニアは、まず今大会の目標を「ベスト4進出そして優勝」と設定し、そのために周到な準備をしてきました。ベガルタ仙台ジュニアは大会直前の新潟遠征で、大会と同じ日程での合宿生活と練習試合を入れる大会シミュレーションを行い、仙台での直前練習ではJFLソニー仙台FCの天然芝グラウンドを借りて、天然芝に慣れる練習を行いました。

今年、直前練習で新たに採り入れたのは「2部練」でした。ベガルタ仙台ジュニアは、昨年の決勝大会ではベスト16に終わりましたが、午前の試合では力を出し切れたものの、午後の試合であまり良いパフォーマンスを出せないことがありました。そのため2部練を行い、午前練習の後は、食事と睡眠をしっかり取り、再び午後練習を行うという、大会本番と同じスケジュールでの練習を行いました。

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