震災復興応援プロジェクト
2011年3月28日
【応援コラムVol.7】青山隼選手の想いと願い
「サッカー選手は夢を与えることができる仕事。今後子どもたちに何かを伝えることができたら......」
東日本大震災から8日が経過した3月19日。浦和出身で、埼玉スタジアムにも頻繁に観戦に訪れている大のサッカー好き、プロ野球・埼玉西武ライオンズの平尾博嗣選手の呼びかけに「ぜひ協力したい」と、浦和レッズから鈴木啓太選手、田中達也選手、加藤順大選手、高崎寛之選手、青山隼選手、高橋峻希選手が大宮駅西口の街頭募金に参加しました。
その中でひときわ大きな声を張り上げ、道行く人々に募金を呼び掛けていたのが、今シーズン、浦和に移籍加入した青山隼選手です。
被災地である宮城県は彼の故郷であり、今も家族が暮らしている「愛着のある」街。2003年に名古屋グランパスU-18に入るまでの15年間を宮城県で過ごしていました。だからこそ、予期せぬ天災に驚きを隠せなかったと話します。 幸い青山選手のご家族は無事でした。なかなか連絡が取れなかった宮城県名取市に住む友人の無事が確認できたきにも、ホッと胸をなでおろしたそうです。でも、その友人が語った「言葉ではいい表せない」惨状に、青山選手も心を痛めたといいます。
テレビや新聞では毎日、被災地の現状が伝えられ、日を追うごとに明らかになる地震による事態の深刻さ。
今、自分にできることは何なのか......。