サッカーショップ大研究
2011年6月13日
【サッカー】足に合うサイズ、素材 スパイクの正しい選び方チェックリスト
子どものサッカーで、試合の時の必需品「スパイク」。
スポーツ用品店に行けば、たくさんのメーカーのスパイクがずらりと並んでいます。素材も本革、人工皮革、天然芝用、人工芝用など様々なラインナップを取り揃えています。
ですが、サッカー経験のない保護者にとっては「サイズが変わりやすいし、スパイクはどれを選んでいいのかわからない」、「お気に入りがあるみたいだけど、これでいいの?」などなど、スパイク選びはなかなか難しいもの。
そこで、スパイク選びに欠かせないチェックリストを作成してみました。
<目次>
サッカースパイク・チェックリスト
サイズはぴったりのものを選んでいる
スパイクを買いに行くときは日中がいい?
かかとにクッション性の素材が入っているものがいい?
ピッチをしっかりと踏み込めるのでポイントは固いほうがいい?
やっぱり天然皮革がいい?
サイズ調整にはインソールを使うのが正解?
サッカースパイク・チェックリスト
スパイクを選ぶときは、試し履きできつくないかをチェックしましょう!
スパイクは、サイズが重要!! ぴったりのものを選んでいる
⇒No
成長期の子どもたちは、特にサイズ選びが難しい。ぴったり過ぎると外反母趾になることもあるので、実寸より0.5~1cm大きいものが理想的です。ためし履きの時に、つま先がお母さんの親指1本分くらいの余裕があるといいですね。
スパイクを買いに行くときは、日中にしている
⇒Yes
試合後や練習後よりも、実際にプレーをしている時間帯に選ぶといいでしょう(夕方~夜よりは日中)。これは、大人が靴を選ぶポイントと同じで、(足が)むくんだり疲れているときではなく、実際に使う時間帯に合わせるのがポイントです。そして、ためし履きは必ず両足で行いましょう。
かかとにクッション性の素材が入っているものを使用している
⇒Yes
かかとにクッション素材が入っているスパイクは、ひざの負担を軽くし、かかとの衝撃を吸収してくれる効果もあります。U-12世代は身体も足も成長中です。足への負担を考えて、スパイクを選ぶようにしたいですね。
ピッチをしっかりと踏み込めるので、ポイントは固いものを選んでいる
⇒No
今は、さまざまなポイントのスパイクがでていますが、ポイントが丸く数が多い方が足の負担が減り、さらにゴム素材の物は柔らかいため、足に優しいです。ポジションやプレースタイルによっても、ポイントの選び方は変わってきますが、特にポジションが決まっていなかったり、いろいろなプレーをする場合は、ポイントの数が多く、ゴム素材でできているものを選ぶといいと思います。また、ドリブラータイプには、ポイントが細長いタイプがおすすめですが、このタイプのスパイクは、ポイントがすり減りやすく、足の負担は大きくなます。
やっぱり天然皮革がいい
⇒Yes
合成皮革に比べ、天然皮革を使ったスパイクは軽く、素足の感覚に近くなるのでボールコントロールはしやすくなりますが、とても高価です。また、日々のお手入れもきちんとする必要があります。足のサイズが定まってくる高校生くらいからの使用でいいのではないでしょうか。もちろんU-12年世代から使用するのもいいことですが素材云々より、足のサイズに合わせ、履きやすいものを使うことが一番大事なことです。
サイズ調整にインソールを使っている
⇒No
基本的にインソールは足の負担を軽減するためのものであり、サイズ調整に使うものではありません。大きいサイズを購入して、インソールを入れるというのは間違った方法と理解してください。インソールは足が痛い、疲れやすいという症状や、足に負担を軽くしたいと感じた時に、購入を検討しましょう。
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