サッカーショップ大研究

2011年8月 7日

知っていますか?ボールのこと

サッカーをする上で必ず必要なサッカーボール。家の中に「いくつもあるけどみんな同じ......」という家庭も多いのではないでしょうか。でも、サッカーボールに種類があって、用途に応じて選んだ方がいいということはご存知でしたか? 今回はサッカーボールの"うんちく"について、ご紹介します。

■高学年の子どもの家には、4~5個のボールがあるらしい

小学生が使用するボールは4号球です。中学生以上の大人が使っている5号球より、小さなサイズになります。4号球にも大きく分けて2種類あります。

  1. 細い糸を使いミシン縫いで仕上げているボール 
    →値段も安く、主に遊びでサッカーをする子ども向き

  2. 太い糸を使い手縫いで仕上げているボール
    →丈夫で長持ち。ジュニアサッカーの試合でも使用


サッカーを始めて間もない子どもや、低学年には、軽量のボールが、扱いやすいでしょう。また、リフティングの練習には、いつものサッカーボールより、"リフティングボール"の方が効果的です。リフティングはボールの芯をとらえないと、あちらこちらに飛んで行ってしまいます。ゴム製のリフティングボールが、上手に扱えるようになると、サッカーボールでも、リフティングがしやすくなります。

チームによっては「リフティングが、一定の回数できるようにならないと、スパイクをはいてはいけない」などという、規則があるそうです。日々の練習用に、リフティングボールが1つあると、便利かもしれませんね!

■デザインの違いで、蹴り心地が異なります

ショップに行くと、ずらりとボールが並んでいます。購入の際には、上記を考慮してサイズ、重さなどをチェックしてください。ボールは、使用している生地によって、蹴り心地が変わってきます。フタバスポーツ大宮店の一番人気、かつ、おすすめは、『モルテン社製/pelada』だそう。生地が3層で出来ていて、丈夫で長持ちします。

また、ボールに、空気を目一杯入れてはいけません。空気の入れすぎは、ボールを痛めてしまいます。どの程度入れたらいいのかは、チームのコーチに確認しましょう。空気を入れる空気口も、デリケートなので針の出し入れも慎重に・・・・・・。使い終わったボールは、柔らかい布で表面を拭きます。

雨で濡れてしまったら、布で、水分や汚れを落とし、風通しのいい場所で乾かします。ボールも手入れをすることで、長持ちさせることができます。使用後にボールやスパイクなど、グッズの手入れをすることも、サッカーを続けていく上でとても大切なことです。まずは親子で一緒に手入れをする習慣をつけたいですね。

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