スポーツ先進国の親たちが学ぶ!スポーツペアレンティング講座とは
2017年2月 3日
指導者との信頼関係が子どものスポーツ環境を向上させる。感謝を伝え、不満は気持ちのクールダウン後に
■不満をぶつけるタイミングは試合後24時間経ってから
・子どもの前で、コーチの指導法や戦術を否定しない。
コーチも人間です。親がコーチの作戦、我が子の起用法に不満を感じることもあるでしょう。しかし、少なくともその不満を子どもにぶつけないようにと、オンラインコースでは強調しています。
・何か言いたいときは、試合後24時間待って。
コーチとコミュニケーションを取ることはとても大切なことですが、相談したいときは場所と時間帯を選びましょう。我が子が練習や試合のたびにコーチに叱られて落ち込んでいる。試合でほとんど出場時間をもらえない、などコーチと相談したいことはあります。
試合の直前や試合直後は、采配を振るっていたコーチも、観戦していた親も気持ちが高ぶっています。試合後から24時間待って、落ち着いてから、相談したい内容をクリアにしてから話し合うようにとしています。
コーチが子どもに暴力を振るったり、常に罵ってばかりいるというケースもあるかもしれません。そのときは思い切ってチームを変えることも必要です。逆にコーチに辞めてもらうようにしなければいけないかもしれません。
しかし、オンラインコースを受講して、コーチに対する親の態度、感謝の気持ちが、よりよいコーチになっていくことを支えていくこともできると感じました。子どもへの接し方だけでなく、親のコーチへの接し方が、子どものスポーツ環境作りに大きな影響を与えるのではないでしょうか。
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