足が速くなる!秋本真吾のつま先力トレーニング ~わかりやすい動画解説付き~
2016年4月20日
なわとびで足が速くなる!つま先力を強化するジャンプ系トレーニング
■つま先の反発力を高めることで足が速くなる
この記事を読んで身に付けてほしいのが「効率的な走り」です。ダッシュというのは足を離す、足を着けるというアクションを繰り返します。ここでポイントになるのが「どこから地面に足を着くのか」。サッカー選手と陸上選手でもっとも違うのが、この着地時の技術です。具体的に言えば、つま先から着くのか、かかとから着くのか。つま先から着けば、地面の反発力を得ながら、それによってスピードを上げることができます。(はじめにで述べた縄跳びの技術)しかし、かかとから着いてしまうと、体重が後ろに乗ってしまうため、ブレーキをかけた状態になり、余計なパワーがかかります。 サッカー選手にも足が速い選手はいますが、着地には改善の余地が大きくあります。筋力だけで体を前に押し出している、燃費の悪い走りになっています。かかとから地面に足がついた場合、身体を前に押し出す際に、ハムストリングスや膝裏の筋肉や関節を使って引っ張る様にしないと身体は前に進みません。結果、怪我(ハムストリングスの肉離れ、膝裏の損傷)に繋がってしまいます。効率的な走りを身に着ければ、足が速くなるだけでなく、余分な力を使わなくなるので、90分プレーできるようになります。
秋本真吾(あきもと・しんご)
元陸上競技選手。400mハードルにて多くの大会で上位入賞を果たし、2010年には男子200mハードルでアジア最高記録、日本最高記録を樹立。引退後、本格的に指導者として活動を開始。スプリントコーチとして、オリックス(プロ野球)、オービックシーガルズ(アメリカンフットボール)、INAC神戸(なでしこリーグ)で指導経験を持つ。Jリーグでは、宇賀神友弥、梅崎司、加賀健一、関根貴大、槙野智章、森脇良太、李忠成をはじめ、大久保嘉人、大島僚太、谷口彰悟などの個人指導も行なっている。全国で小中学生を対象とした走り方教室なども幅広く展開中。
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