足が速くなる！秋本真吾のつま先力トレーニング ～わかりやすい動画解説付き～
2016年5月16日
足が速くなる近道はコレだ！"けんけん"で走りの推進力を高めよう
子どものころに遊びでやっていた『けんけん』。元陸上選手で、プロスプリントコーチの秋本真吾さんよると、『けんけん』は正しいフォームを身につけるための最適なトレーニングになるそうです。片足だけで進んでいく『けんけん』は、両足で走る時と同じように、足を着く位置や、膝を前に出すタイミングが大事になります。自分が正しいフォームでちゃんと走れているかをチェックするためにも『けんけん』をトレーニングに取り入れてみましょう！（取材・文 北健一郎 コンテンツ提供 KADOKAWA）
※本稿は、『スプリント力を上げる!つま先力トレーニング』（著者・秋本真吾、KADOKAWA/角川マガジンズ刊）の一部を転載したものです。
■"上に"ではなく、"前に前に"体を運ぶイメージで
けんけんの目的は、自分の身体をきちんと支えながら前に進んでいくことです。通常は、左右の足で交互に地面を蹴りながら前に進んでいきますが、けんけんの場合は片足だけで進んでいくため、推進力は下がります。
スピードを出すには地面に着いていないほうの足の動きが重要になります。地面を蹴るタイミングに合わせて膝をしっかりと曲げて、〝上にではなく、〟〝前に前に〟体を運びます。地面に着いているほうの足は、着地したときに膝が曲がったり、かかとがつぶれたりしないように気をつけましょう。
［着地（再ジャンプ）時の注意点］
着地の際に、膝が曲がってしまうと、地面を強く蹴ることができない。かかとがつぶれないように、つま先から接地する。
［空中での注意点］
地面に着いている足だけでなく、空中にあるほうの足もしっかりと使おう。つま先から接地して、地面を蹴るイメージで動かす。
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