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2011年9月10日
「怒鳴るだけの指導者」はプレイヤーズファーストを肝に銘じよ(鈴木康浩)
以下、『サッカーを読む!Jマガ』の編集長、浦山利史氏のブログより
「怒鳴るだけの指導者」はプレイヤーズファーストを肝に銘じよ(鈴木康浩)■ジュニア年代の指導者は子供の将来を見据えた指導を先日、関東少年サッカー大会の取材に行ったときのこと。「もっと広がるんだよ!」「そこじゃない! もっと後ろだよ!」「何やってんだよ!」。ある町クラブの指導者が子供をロボットのように扱って指示を出し、怒鳴り散らしているのだ。この関東少年サッカー大会には、鹿島アントラーズジュニアや東京ヴェルディジュニア、横浜FマリノスプライマリーなどJクラブ勢も参加。8月上旬に開催された全日本少年サッカー大会よりもレベルが高い大会として知られているだけに冒頭の光景に遭遇したときは正直驚いたが、ジュニアサッカーの現場には今でも残念ながらこの手の指導者がいる。文:鈴木康浩1978年生まれ、栃木県宇都宮市出身。作家事務所を経て独立。現在は栃木SCを軸にJ2からジュニアまで幅広く取材。サッカー小説も手掛ける。「サッカー批評」「週刊サッカーマガジン」「ジュニアサッカーを応援しよう!」などに寄稿している。※このコラム「智将・松田浩とともに成長する栃木SC」は、『サッカーを読む! Jマガ』公式携帯サイト内で連載を行っています。(毎週金曜日更新)。
・・・取材の現場で接する指導者のほとんどが非常に勉強熱心で、サッカーを教育と理解し指導にあたられています。しかし、鈴木氏が語られているように、子どもたちに自分で考え判断する機会を奪い、一方的に指示する指導者の方も確かにいらっしゃいます。教育とは何か、サカイクは、教育とはやらせる、教える、与えるではなく、引き出す、導くことだと考えています。
鈴木氏の記事の続きを読んでいただければ、サカイク読者の方は必ず共感いただけるのではないでしょうか。私たち大人は、目の前の勝利についてではなく、その子の未来につながる指導を行っているということを改めて考えさせられました。
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