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2011年10月13日

キャプテン翼。テレビ初放映から28年【今日は何の日?】

■過去の夢が現実となった今、現代のサッカー少年は何を夢見るのか?

高橋陽一氏のサッカー漫画を原作としたテレビアニメ「キャプテン翼」が初放映されたのが、28年前の今日、1983年10月13日だ。1986年まで全128話を放送した大ヒットアニメは、全国の少年達のサッカー熱に火を着け「少年サッカーブーム」を巻き起こした。
 
しかし、当時はJリーグも発足しておらず、どちらかと言えばサッカーはマイナー競技。オリンピックやW杯出場も夢のような話だった。キャプテン翼の主人公「大空翼」は作中で、ブラジル留学しプロサッカー選手を目指す少年だったが、それも当時はアニメならではの夢物語。その夢のような世界や、とてもマネできない必殺シュートが、子ども達の心を鷲掴みにしたのだが、30年の時がたち、それはもはや現実の世界となってきている。
 
日本のサッカー環境は大きく変わった。プロリーグが発足し、オリンピック、W杯への出場は、もはや当たり前という風潮さえ漂っている。海外では多くの日本人選手が活躍し、毎年多くの少年たちがサッカー留学で海を渡っている。つい先日には、FCバルセロナのカンテラへ久保建英君が特例入団したりと、もはやキャプテン翼の世界も超えてしまっているのだ。
また、ボールやシューズなどの技術的進歩により、ボールのスピードや回転も上がり信じられないようなスーパーシュートも飛び出すようになった。
 
このお父さん世代にとっては、夢のような話が現実となっている今の子どもたちにおいて、彼らはどのような夢を見ているのだろう。それは、私たちが想像する範囲をすでに超えてしまっているのかもしれない。
 
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