なでしこリーグのINAC神戸レオネッサは12日、所属する女子日本代表MF澤穂希が「良性発作性頭位めまい症」と診断されたと発表した。同クラブによると、個人差はあるが、一週間から一ヶ月ほどで完治する症状だという。本人は回復してきたと話しており、15日の日韓女子リーグチャンピオンシップ高陽大教戦での復帰を目指している。

 

去年はバロンドールも受賞し、長年なでしこジャパンの大黒柱として支えてきたが、アルガルベ杯ではこの症状から初戦のみの出場となった。チームは澤抜きでもアメリカを破るなどして準優勝を果たしたが、五輪で悲願の金メダル獲得のために、エースの復帰が待たれる。