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2013年1月20日
高校サッカー 鵬翔が初優勝
【鵬翔 2(PK5-4)2 京都橘】
第91回全国高校サッカー選手権は19日、決勝戦を行い、宮崎の鵬翔高校が京都橘をPK戦の末に破り、県勢初の優勝を飾った。
前半41分に京都橘がセットプレーの流れから先制点を奪う。しかし、後半開始直後の4分に、鵬翔もCKからすぐさま同点に追いつく。一進一退の攻防が続く中、勝ち越したのは京都橘。自慢の2トップ、⑩小屋松と⑦仙頭のコンビが機能し、鵬翔ゴールを打ち破る。だが、あきらめない鵬翔は後半39分にPKを奪取し、再び同点に。試合は延長戦でも決着せず、PK戦に突入。先行の鵬翔は5人全員が成功したのに対し、京都橘は1人目⑦仙頭のシュートがポストをたたいた。決勝までの6試合中4試合をPK戦で制した鵬翔が、宮崎県勢初となる栄冠を手にした。
2度のビハインドを追いついた鵬翔、京都橘をPK戦の末に破り、初優勝を飾る
両チームとも死力を尽くした、ファイナルにふさわしいゲームだった。降雪のため順延になり、両チームとも休養は十分。心身ともにリフレッシュして臨んだ大一番、詰めかけた24937人の観衆の前で、魂のこもったプレーを繰り広げた。
京都橘は自慢の2トップ、⑦仙頭啓矢と⑩小屋松知哉を中心に、ボランチの⑥釋康二、⑨宮吉悠太、両サイドの⑧伊藤大起、⑪中野克哉など中盤の選手が 絡み合い、ボールを保持しながら攻め込んでいく。対する鵬翔は163センチの小柄な1年生、⑩北村知也が前線を縦横無尽に動き回り、京都橘のDFラインに プレッシャーを与える。
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<トーナメント表>
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