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2013年11月12日
専門家が語る、ジュニアの靴選びの3つのポイント
12日、しんよこフットボールパークにて、アディダスフットボールマイスターサミットが開催された。このイベントは、アディダスの新作サッカースパイク「Samba Collection」の発売にあわせ、スポーツ販売店のスタッフを対象に試し履きの機会を提供、各スパイクの特徴を実感してもらうために行われた。
会場には、アドバイザリースタッフの名波浩さんなども来場。会場をおおいに盛り上げていた。
イベントにも出席した、日頃から正しい靴の選び方のレクチャーをアマチュアプレーヤーなどを対象に専門的行っているアディダスジャパン マイスターチームの中井大介さんによると、ジュニア年代のサッカー選手の靴を選ぶ際には次の3つのポイントに注意して欲しいとのこと。
①正しいサイズを選ぶこと
- 履いた時にカカトを合わせた上でつま先の余りが5mmくらいを目安に選ぶことが最適
- つま先の余りが大きいと、ボールを蹴った時に地面を蹴ってしまうなどが起こり、ボールを正しく蹴る技術が身につかないおそれや、ケガをしてしまう心配がある
- 余りが5mmの目安は、大人の人差し指の爪で半分くらいが目安
写真左:OK 最適な余りの目安 写真右:NG つま先の余りが大きい
②足の曲がる箇所と靴の曲がる箇所を合わせること
- 人間の足の曲がる箇所(屈曲部)は1箇所だけしか無い。
- 前に走り出す際などに極めて重要な役割を果たす。
- 靴が曲がるべき箇所も、1箇所で、かつ足の屈曲部と位置があっていることが重要。
- 屈曲部ではない箇所で曲がるような靴を履いていると、速く走ることができないおそれや、ケガをしてしまう心配がある。
③靴ヒモをしっかり結ぶこと
- 時間帯によって足の大きさは変化する。
- 正しくフィットさせるためにも、履く時に一度全部ゆるめてから、足を入れた後にきちんと結ぶのが望ましい。
- 脱ぐ際にも全体をゆるめてゆっくりと脱ぐ。
- 靴ヒモを結んだ状態で着脱すると、カカト・つま先・シュータン(靴のベロ)の痛みを招きやすく、ケガの遠因にもなりうる。
簡単な3つのポイントなので、サカイクを見ているジュニア選手の親御さんたちには、ぜひ意識して頂きお子さんのケガ予防や技術向上に役立ててほしい、と語ってくれた。
アディダスジャパン マイスターチーム
中井大介さん
なお、adidas Samba Collectionは、2013年11月15日より発売される。
各商品、ジュニア向けラインアップも発売が予定されている。
adidas JAPAN FOOTBALLページもチェック!
(左より)
アディゼロF50(スピードコンセプトモデル)
ナイトロチャージ1.0(エナジーコンセプトモデル)
プレデター リーサルゾーン(コントロールコンセプトモデル)
パティーク 11プロ(バランスコンセプトモデル)
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