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2014年5月28日
タルハニ存哉君。スペインでMVP&得点王をダブル受賞
スペインのエスパニョールの下部組織に所属するタルハニ存哉(ありや)くんが、現地のオスポルトトーナメントで大会得点王とMVPをダブル受賞した。
存哉くんは4月に開催された同大会で11試合出場16ゴールという成績をあげ、決勝でも2ゴール1アシストを記録。エスパニョールの大会制覇に大きく貢献した。
存哉くんのポジションはミッドフィルダー。日本で行われたサッカーサービス社のキャンプに参加し、そこで高い評価を受け、2013年にエスパニョールに加入。背番号10を背負い、チームを牽引している。
エスパニョールに彼を推薦し、現地でも継続的にサポートを行っているサッカーサービス社のダビッドコーチは、存哉くんの特徴をこう述べる。
「アリヤはサポートに入る際、状況に合わせたポジションニングが非常に優れた選手です。自身でボールを持っている場合も、いつ前に運ぶのか、相手を抜きにいくのか、そしてパスなのかシュートなのか、高い確率で正しいプレーを選択することができる選手です」。
「欧州のサッカーで求められる能力というのは、成長に伴い、ゲームを読み、理解する力に変わってきます。もしかすると過去に海外に挑戦した日本の若い選手は、テクニックや身体的能力が優れていたため選ばれていたのかもしれません。そういった意味でアリヤは例外であると我々は考えています。アリヤは身体的に特に優れているわけではありません。だからこそ、我々は将来的にもアリヤは素晴らしい選手でい続けることができると信じているのです」。
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「日本人はテクニックはあるのに、プレーがうまくいかない選手が多い。ボールを持っているときだけプレーしていて、ボールを放した瞬間にプレーが終わってしまう」。では、何を学ぶべきか?日本人の長所を活かす上で13歳までに覚えておきたい個人戦術からグループ戦術についてサッカーサービス社が解説したDVD「知のサッカー第2巻」が発売中。
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