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2024年5月 5日

レジスタFCが連覇 JA全農杯 全国小学生選抜サッカー決勝大会2024

チビリンピックのサッカー競技「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」が5月3日から5日の日程で開催されました。

5日に行われた決勝のカードは、関東代表の川崎フロンターレU-12と昨年の優勝チームでもあるレジスタFCとなりました。

試合は3ピリオドを戦い、両者積極的に攻め込み何度もチャンスを作るもGKのナイスセーブに阻まれ、フルタイムで0-0の引き分け。延長戦でも勝敗がつかずPK戦に。

PKの結果、3-1でレジスタFCが連覇を成し遂げました。

レジスタFCの攻撃をけん引した藤原義徳選手(9番)は、試合後に「これまでも対戦したことはあるけど、一度も勝てなかった相手。(PKだから)ゴールが決まったわけじゃないけど、勝ててうれしい」と語ってくれました。

これまで川崎フロンターレが3回、レジスタFCが5回(※今大会の優勝含む)とこの大会を支えてきた2チームの素晴らしい戦いに、観客も大きな声援を送っていました。

表彰式には決勝で解説を務めた北澤豪さんや、武井壮さん、石川佳純さん(元卓球選手)など豪華ゲストも訪れ、子どもたちにメダル授与などを行いました。

選手一人ひとりがもっと積極的にゲームに参加することが出来るように、8人制のサッカーの全国的な普及を願ってスタートした本大会は今回で22回目。

決勝前には予選リーグやフレンドリーマッチで対戦してない組み合わせでのミニゲームも行われました。このミニゲームは監督やコーチは参加せず、出場選手も交代のタイミングも自分たちで決めて行うもの。ゴールキーパーがフィールドプレーヤーをしたり、その逆もあり、各チームごと楽しんでいました。

目先の勝敗に一喜一憂するのではなく、サッカーをもっと好きになって楽しむことを最大の目標とし、成功や失敗の経験を積み重ねて成長する子どもたちを応援したいという実行委員会の思いが感じられるイベントになったのではないでしょうか。

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