オーストリアの大手飲料メーカー、レッドブルは6日、東京都内で記者会見し来季からJ2で戦う大宮のチーム名と新たなエンブレムなどを発表した。

主な変更点は、チーム名とクラブエンブレムの2つに。2025年1月から、チーム名は「RB大宮アルディージャ」に変更されることが決まった。エンブレムも、世界中で認知されている統一感のあるデザインとなり、大宮の街の象徴でもあるオレンジの要素を加えている。

レッドブル・ゲーエムベーハーCEOオリバー・ミンツラフ氏は「レッドブルで有名なのは、エナジードリンク。一方で、色々な分野で活動している。大宮アルディージャとともに活動が広がることを嬉しく思っています」と挨拶。新エンブレムのお披露目に際しては「ファンの皆様にずっと愛されていきたい」と語り、「埼玉はスポーツに力を入れている。大宮というチームは眠れる巨人というポテンシャルを感じた」と熱を込めた。

ドイツ代表でも活躍したマリオ・ゴメステクニカルディレクターは、日本の印象について「日本の選手ともプレーしたことがある。これまでも日本の強さを見てきた。チームのために貢献する、という想いが素晴らしい」と語り、「大宮を、J1に根付かせたい」と力を込めた。

「（レッドブルのデザインのような）アグレッシブなサッカースタイルを」と語ったＲＢ大宮代表取締役の原博美氏は、「コーチはじめ、みんなワクワクしている。レッドブルのフィロソフィーを協力しながらブレずにいければおもしろい」「（ファンの）皆様と一緒に歩んでいきたい」と今後の展望を語った。