サッカー練習メニュー
2013年8月26日
サッカーの連係プレーの基本「壁パス」を極めて敵チームを翻弄
ボールを持っている選手が壁役の選手にボールをパス、その間にダッシュで前進しながら壁役の選手からのパスボールを受け取って攻め込んでいく壁パス。敵チームのディフェンスを翻弄し突破するために、プレーの中でも頻繁に活用されるシンプルな連携プレーです。シンプルとはいえゲーム展開に欠かせません。
今回は、その壁パスの練習方法と、プレーの質を高めるためのポイントをご紹介します。
【練習の目的】
●ボールコントロール技術の向上
【準備】
図のようにゴールの中心の延長線上の2か所にマーカーを置く
【やり方】
- AはBにパスを出し前方へ走る
- Bは動いてパスを受け、ダイレクトでAにパスを返す
- Aはパスを受け、シュートする
【ポイント】
①しっかりとパスをつないでシュートに持ち込む
②左右両サイドで、どちらの足でもシュートできるようにする
※機械的に練習するのではなく敵チームのディフェンスの動きを想定しながら練習すると良いでしょう。たとえば敵陣地に攻め込む選手はディフェンスが壁役のパスボールの行方に目を奪われた瞬間をついてダッシュする、壁役はフェイントでディフェンスの注意を引き付けてからパスを出すなど。実際のディフェンスの動きを想定するかどうかで練習の質は大きく変わってきます。
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■監修:
西牟田 真也コーチ//
考える力が身につくサッカースクール「シンキングサッカースクール」の吉祥寺校、阿佐ヶ谷校でコーチを務める。日本サッカー協会公認C級コーチ。
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