サッカー練習メニュー
2014年11月18日
親子でできる!低学年向けシュート練習1
■本日のコーチング : 「さあ、どっちに蹴る?」
■低学年向けシュート練習1
構成:サカイク編集部 撮影協力:フットサルパーク吉祥寺/シンキングサッカースクール
<モデル>
・ひで坊(6歳)
・高峯弘樹(シンキングサッカースクールヘッドコーチ)
1.親はゴールの左右どちらかに偏って構える。
※ゴールは、目印になるものなら石ころでも構いません。
2.「どっちに蹴る?」と言葉をかける
3.子どもが考えてボールを蹴る
4.子どもが空いている方に蹴る
※親がいる方向に蹴っても間違いではありません。そのプレーを否定するのではなく、「なんでこっちに蹴ったの?」と聞いてあげましょう。
■ステップアップバージョン
5.親が子どもにボールを転がす
6.親はゴールの左右どちらかに移動する
7.子どもは空いているゴールにシュートする
■何気ない練習も、親のコーチング次第で質は高まる
ひと言に「ジュニア年代」と言っても、学年ごとに子どもの理解力やできることは異なります。高学年にもなればできるトレーニングも多くなりますが、低学年のころは、練習といえど単にボールを蹴り合うだけになってしまうことが多いのではないでしょうか?
教えてもまだ理解できないし…
やれることも限られているし…
やれることも限られているし…
そう考えてしまうことも、しばしば。
しかし、シンキングサッカースクールの高峯ヘッドコーチは言います。
「キックやドリブルが身に付いていない子も考えることはできます。10数年後、子どもが成人して社会に出たときのことを想像してみてください。自分で考えることができない人間が社会に適応できるでしょうか?」
サッカー選手になりたい。そう夢見る子どももいるでしょう。しかし、そう思っているほとんどすべての子どもは、プロのサッカー選手になれません。
「サッカーの技術はサッカーでしか役に立ちません。しかし、考える力を高めてあげれば、それはサッカーのプレーにはもちろん、社会に出たときにも役に立ちます。なんの変哲のないシュート練習でも、かけてあげる言葉を少し工夫するだけで、子どもに考える習慣をつけてもらうことができます」
高峯弘樹(たかみね・ひろき)ヘッドコーチ
【現職】シンキングサッカースクールコーチ
【資格】日本サッカー協会 A級
ドイツサッカー協会 B級
【指導歴】
順天堂大学卒業後、ドイツ留学を経て、
ベガルタ仙台育成部監督
大阪学院大学高等学校サッカー部監督
(2007年高校選手権 大阪予選準優勝)
(2010年大阪府年間優秀選手2名輩出)
神奈川大学サッカー部監督
■高峯コーチインタビュー
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