サッカー練習メニュー
2015年2月16日
ゴールキーパーのセービング練習メニュー[バウンドボール]
サカイクの兄弟サイトである『COACH UNITED』では、ゴールキーパーを教えるノウハウを持たないコーチのために、アルビレックス新潟ユースなどで指導経験を持つ山野陽嗣さんを講師に招き、キーパーの練習法を解説してもらいました。
前回はグラウンダーのボールのセーブ練習をご紹介しました。今回はショートバウンドのボールをセービングします。転がってくるボールよりも軌道の変化が大きいため、バウンド際を素早く見極める予測能力、そこに自分の体を素早く動かす判断と行動力が求められます。
【やり方】
1.配球役はキーパーにボールを投げキーパーはそれを投げ返す
2.配球役はボールを受け取ったらコーンに向かって投げ下ろす
3.選手はショートバウンドでセーブ
4.キーパーはキャッチしたボールを投げ返す
【ポイント】
1.前回同様、コーンの前でセーブし、体を前に倒すことを意識する。
2.バウンドした瞬間に体を倒すタイミングを合わせる
3.ボールの軌道を予測しない
4.自分の身体を壁にする
■自分の体を壁にする
手だけでボールを抑えようとすると、ボールに勢いがある場合には弾かれてゴールになってしまいます。それを防ぐために、体全体でボールを抑えましょう。自分の体を一枚の壁だとイメージし、バウンドの軌道上に上手くかぶせ、後ろに弾かれることを防いでください。
■ボールの軌道を予測しない
練習に慣れてくると、どちらにボールが来るかわかってしまい、配球役が投げる前から倒れ込んでしまうことがあります。実際の試合では、シュート体制に入る前から倒れ込んでしまうと、相手に逆を突かれてしまいます。配球役がたまに投げる方向とリズムを変えるなどして、選手に予測がつかないよう工夫してください。
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