サッカー練習メニュー

2017年6月16日

【個人技練習】ジーコを生んだブラジルの名門クラブが実践する「止める・蹴る」の練習動画

クルゼイロ・ジャポンはブラジル名門サッカークラブ「Cruzeiro EC」の育成方法を余すところ無く日本で紹介・実践するため、2013年に発足いたしました。かつてジーコと共に"黄金のカルテット"と呼ばれたトニーニョ・セレーゾ(元鹿島アントラーズ監督)も所属していたブラジルの名門クラブです。

今回は、かの名門クラブのコーチたちが来日し、日本の子どもたちを指導する『クルゼイロキャンプ』で行われるトレーニングのひとつをご紹介します。いくつかの設定を設けて連続したプレーを行うトレーニングの意図とは?(動画提供:クルゼイロジャパン)

■テーマ
パス&コントロール
■オーガナイズ
縦20m、ポール間2m、マーカーの幅2m、時間5~6分×3
■用具 
ボール、マーカー、ポール(無ければコーンで代用)
■進め方
壁パスでの突破
1.コーチの動きを見て、足元にパス
2.パス&ゴーで、パスを出した逆に走る
3.リターンパスを受けて、正面のマーカー間にキック
(縦パス、もしくはシュートのイメージで)
シュートからセカンドボールの反応
1.コーチからのパスを受け、ワンタッチコントロールでポール間を抜ける
2.そのまま、縦にパスを入れる
3.止まらずに走り込み、ジャンプヘッド
(セカンドボールを拾うイメージ)
ステップワークからのプレー
1.コーチの指示で右、もしくは左側のマーカーにタッチ
2.コーチが任意のタイミングでパス
3.ポール間を通し、仲間にパス
4.そのまま走り抜け、壁パスを受ける
5.後退して繰り返し
■ポイント
・連続してプレーすることを促す。
・試合で使える技術の習得を目指す。(強度、正確性、スピードなど)
■クルゼイロコーチの目線
クルゼイロのトレーニングの特徴として、全てに対して刺激を加えて行きます。何か一つが飛びぬけていても、苦手な部分があれば、将来マイナス評価を受けてしまうかもしれません。少しずつでいいので、全ての部分を伸ばしていきたいものです。例えば、苦手を持っている選手だけを取り出して、このようなトレーニングを補習的に施すのも一つの方法です。

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