健康と食育
2010年12月 6日
【第1回】Let's ショクイク!-『サッカー選手の理想の栄養バランス』
また、一日の摂取カロリーについては「運動をしている小学生であれば目安は2000kcalくらいですが、食べられるだけ食べるというスタンスで構いません。サッカーをしている子供であれば、摂取カロリーが消費カロリーを上回って太る、といった心配もないでしょう」。ちなみに人気のお菓子類。これも三食をきちんと食べられるのであれば、種類や量などを特に制限する必要はないのだそう。
健やかな身体の成長こそ、サッカー上達への確かな近道。好き嫌いのない、バランスの良い食事で健康的な身体づくりを心がけたいものです。
鎌倉女子大学家政学部管理栄養学科准教授。日本女子大学非常勤講師。筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。医学博士。日本栄養・食糧学会参与。専門は栄養学、スポーツ栄養学、運動生理学、分子生物学。東京武道館健康体力相談室でスポーツ相談員を経験。著書に『栄養生化学』(メヂカルフレンド社)、『動く、食べる、休むScience』(アイ・ケイコーポレーション)、『臨床栄養管理ポケット辞典』(建帛社)などがある。