サッカー豆知識
2019年12月25日
【ランキング】2019年もっとも読まれたコラムTOP5
今年ももうすぐ終わりですね。皆さんどうお過ごしでしょうか。
ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」で2019年に配信した「サッカーと教育に関するコラム」の中でみなさんの注目度が高かった記事をランキングでご紹介します。
2019年は、この秋記事を配信した直後から大きな反響があった小嶺監督の記事が1番読まれた記事となりました。大ベテランの金言は、ずっしりと心に響いたようです。小嶺監督は古いやり方に固執するのではなく、常に学び自分をアップデートしながら現代の子どもたちとの距離感などを大事にされているのも、サッカーの成果にもつながっているのでしょう。
ほかにも興国高校の内野監督や青森山田高校の黒田監督の記事がランクイン。たくさんのJリーガーを輩出した指導者が語る「プロになった選手の親の共通点」にはサカイク読者のみなさんの関心も高かったことがわかりました。
子どもをどう自立させ、社会で生きていける力を養うか、サッカーを通しての接し方について参考になることがたくさんありますので、ぜひいま一度ご覧ください。
第5位
「チームプレーができない選手は個人でも活躍できない」Jのアカデミーを下して日本一、Jリーグ育成組織より強い街クラブが行う育成とは
練習はフルコートがとれない学校の校庭、セレクション無しの先着順加入の街クラブなのに、昨年のバーモントカップで初出場にして優勝、全日本U-12サッカー選手権大会でも準優勝している強豪街クラブの強さの秘密に迫りました。
「楽しむことが大事」という認識はだいぶ広まっていますが、楽しい=ラクではないのです。褒めるだけじゃなく、しっかり叱ることも大事にしている指導は、親子関係でも参考になります。
「チームプレーができない選手は個人としても活躍できません」という監督の言葉の意味とは。
第4位
小中高と選抜歴ゼロ、全国とも無縁だった伊東純也(ゲンク/ベルギー)がスカウトの目に留まったワケ
最近は日本代表に召集されることも増え、その活躍を目にする機会が多くなった伊東純也選手(ゲンク/ベルギー)。
ですが、意外なことに「ぼく、小中高と全国大会とは無縁で、選抜歴もゼロなんです」と語ります。そんな伊東選手がどうしてプロになれたのか、ご両親に振り返ってもらいました。
栄光とはほぼ無縁のアマチュア時代を振り返って、「純也がプロになるなんて、まさかねえ......」と声をそろえる朗らかなご両親の子育ても参考になります。
第3位
柴崎岳、室屋成ら40人ものJリーガーを輩出した名門・青森山田の黒田監督に聞く、プロで活躍する選手の親には意外な共通点があった
近年で高校サッカー選手権2度の優勝、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグでもJクラブを下して優勝するなど高校サッカー部の最高峰のチームの一つ、青森山田高校。
20年以上同校の監督を務め、多くの選手とその保護者を見てきた黒田監督に聞いた、プロで活躍する選手の親の共通点とは。
また、近年の選手を見ていて感じることについてもうかがいました。これはサッカーだけでなく勉強やビジネスでも参考になることですので、親御さんもしっかりご覧ください。
「自分の夢はプロサッカー選手になることです」とは言うけど、夢を叶えるための思考や努力、覚悟がない子が多すぎるのではないかと思います・・・
第2位
親の言動が子どものチャンスを潰している! Jリーガーを続々生み出すサッカー部監督が語る、プロになる子の親の「共通点」
この年末から始まる高校サッカー選手権大会に「初出場」の興国高校。
これまでも全国大会出場経験がないのに毎年のようにJリーガーを生み出す興国高校の指導には注目が高かったですが、今回は内野監督に「子どもをプロ選手にするために、保護者がすべきこと」について聞きました。
何人ものJリーガーを生んできた内野監督が保護者会で言うのは「息子さんのカーナビになっていませんか?」ということだそう。
「子どものカーナビ」の意味とは?
第1位
~言わずに死ねるか~「サッカーが上手いだけじゃダメ」大久保嘉人ら多くのプロを育てた元国見・小嶺忠敏監督が若い指導者たちに伝えたいこと
指導者生活51年目。国見高校時代は日本一に何度も輝き、日本代表を多数育てたのが、高校サッカー界屈指の名将・小嶺忠敏監督が若い指導者、保護者に伝えたいこと。
言葉の重みを持たせるためには、経験を積むしかない。
教科書には建て前しか載っていない。教科書に載ってない経験をすべき。
ベテラン指導者の金言には、たくさんの学びがあります。
■おしくもランク外でしたが、いま一度読んでほしい記事
負傷者を起用してまで勝ちたがる監督。出場できない息子が不憫で連れ帰った問題
ケガしている子が動けなくても優先して出場させ、わが子を出さなかった監督に怒り心頭で、表彰式前に「帰るぞ」と子どもを連れ帰ったお父さん。
帰りの車でお子さんが泣いていたとのことですが、何に対しての涙なのか......。
みなさんも保護者のあり方をいま一度考えるきっかけにしてください。
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これからも親御さんご自身が考えるきっかけになったり、チームがよくなるきっかけになる記事を配信していきますので、2020年もよろしくお願いいたします。