テクニック

2011年5月16日

ボールをしっかりキャッチしよう! ゴールキーピングあそび【前編】


<解説>

これは、宙に浮いているボールをキャッチするトレーニングです。GKはボールをキャッチしたあと、足の側面とボールが同じタイミングで地面に着くことを意識しましょう。ボールが先に地面に着くと、ファンブルしやすくなってしまいます。また、足の側面が先に着くと、ケガのもとになってしまいます。キャッチをするときは、手をしっかりと伸ばすこと。何度も繰り返し、体で動きを覚えるようにしましょう。着地のコツは、ジャンプをする前に「ハッ」や「ヤァッ」など、声を出すことです。そうすることで体に力が入り、身を守ることにもつながります。一人でトレーニングをするときは、自分でボールをバウンドさせ、跳ね返りをキャッチする方法もあります。

<まとめ>

今回は、基本を身につけるうえで欠かすことの出来ないトレーニングを紹介してもらいました。練習1も2も、一人でもできるので、パートナーがいないときは、やり方を工夫して、一人でチャレンジしてみましょう。

望月康宏コーチ//

東海大一中時代に全国優勝を経験。大会優秀GKに選ばれる。大学卒業後、東海大学付属翔洋高等学校・中等部サッカー部を8年間指導し、現在は静岡、神奈川、千葉、東京を中心にGKの指導に励む。メンタルトレーニングコーチとしても活動しており、静岡県静岡市清庵地区トレセンでGK講習会を開くなど、幅広く活躍している。

取材・文/鈴木智之
イラスト/愛花

【5月17日更新】キャッチはGKにとって、基本中の基本といえる大切なスキル>>

前へ 1  2

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ