メディア関係者として初めて日本サッカー殿堂入り!FIFAが認めた現役最年長ライターの集大成 初著書
1930年第9回極東大会から、2014年ワールドカップまで。残念ながらディステファノの盛期を見ることはできなかったが、ペレは円熟期に、ベッケンバウアーとクライフは絶頂期、マラドーナや釜本邦茂は少年期から最盛期を経て引退するまでを見た。岡田武史監督の特徴ある眼鏡は中学生のときに知った。ブラジル留学中の若きカズに会ったのは87年南米選手権のとき。
<<内容紹介>>
序章 マイフットボールクロニクル
第1章 フットボールクロニクル
1930年極東大会 初の選抜代表チームを編成したJFA
1936年ベルリン五輪 絶望的な流れからの「ベルリンの奇跡」
1947年東西対抗 昭和天皇の予想外のお言葉 天皇杯につながる大会
1953年国際学生スポーツ週間 若者に欧州を感得させた画期的な遠征
1959年アジアユース大会 杉山隆一、宮本輝紀ら第1回ユース代表
1964年東京五輪 アルゼンチンに逆転勝ち 日本代表、宿願を果たす
1967年メキシコ五輪予選 メキシコを目指し、3勝同士の日韓戦
1968年メキシコ五輪 開催国メキシコを破り、銅メダルを獲得
1976年全国高校選手権 高校選手権が関西にサヨナラを告げた1月8日
1981年トヨタカップ 世界一の雰囲気を味わう新しいトヨタカップ誕生
1992年アジアカップ 初の外国人監督オフトの下で初のタイトル
1993年Jリーグ開幕 Jリーグスタート 新チーム鹿島がステージ優勝
1993年アメリカワールドカップ予選 「ドーハの悲劇」
1996年日韓ワールドカップ開催決定 2002年日韓共催スイスで決定
1997年フランスワールドカップ予選 総力でつかんだ初出場
2011年女子ワールドカップ 90年の日本サッカーの歴史で最高の勝利
第2章 フットボーラ―クロニクル
岡田武史 オシムに代わる代表監督 火事場に強い男
ケビン・キーガン 欧州、ドイツを制したマイティ・マウス
ネルソン吉村大志郎 サッカーのために最初に来日した日系2世
ヨハン・クライフ チームを意のままに動かし、観客をしびれさせた天才
ゲルト・ミュラー ゴールを奪う意欲を燃やし続けたワールドカップ得点王
フランツ・ベッケンバウアー 絶体絶命のピンチを切り抜けた“皇帝”
セルジオ越後 ボールテクニックの指導に新機軸
釜本邦茂 高1の釜本邦茂を初めて見た日
杉山隆一 メキシコ五輪銅メダルのパスの名手
ペレ ブラジルの至宝“キング・ペレ”の来日
岡野俊一郎 W杯開催国の会長、IOC委員―日本スポーツ界の顔
長沼健 五輪代表監督からワールドカップ招致まで
岩谷俊夫 ゴールを奪うMFで優しい指導者 歴史を掘り起こした記者
デットマール・クラマー 日本サッカーの“いま”への道を開いた男
賀川太郎 戦中派の代表 実業団で94戦無敗の大記録
川本泰三 シュートの名人は消える
河本春男 チーム指導と会社経営 生涯に2度成功したサッカー人
竹腰重丸 サッカーひと筋74年 技術、戦術の大先達“ノコさん”
第3章 ワールドカップクロニクル
1974年西ドイツワールドカップ
1978年アルゼンチンワールドカップ
1982年スペインワールドカップ
1986年メキシコワールドカップ
1990年イタリアワールドカップ
1994年アメリカワールドカップ
1998年フランスワールドカップ
2002年日韓ワールドカップ
2006年ドイツワールドカップ
2010年南アフリカワールドカップ
2014年ブラジルワールドカップ
1