健康と食育
ロンドンオリンピックで大活躍!銀メダル獲得に貢献した大儀見優季選手のVのチカラ【第2回】
公開:2012年8月24日 更新:2014年12月25日
キーワード:全日本少年サッカー大会栄養食事
ロンドンオリンピックでは見事に銀メダルを獲得した、なでしこジャパン。大儀見選手は決勝トーナメント以降、決勝戦までの全試合で得点を決め、その原動力になりました。そんな大儀見選手の、強さのヒミツとは?
PROFILE 大儀見優季(おおぎみ・ゆうき)//
1.FFCトゥルビネ・ポツダム(ドイツ)所属。ポジションはFW。アジア人初の、UEFA女子チャンピオンズリーグ、FIFAワールドカップ制覇を経験。兄はヴァンフォーレ甲府の永里源気選手、妹は日テレ・ベレーザの永里亜沙乃選手。サッカー女子で初の銀メダルを獲得したロンドンオリンピックでは、3試合連続でゴールを決める大活躍を遂げた。
■1人暮らしを始めて、食への好奇心がさらに高まり試行錯誤の連続
実は、ドイツに来てはじめて、アボカドがスーパーでも普通に売っていることを知りました。1人暮らしを始めて料理するようになったら、自然に工夫するようになりましたね。最近のオリジナルのおすすめメニューは、ハクサイ入りのお好み焼きです。ドイツのキャベツはシャキシャキ感がないので、代わりになるものをいろいろ探して試行錯誤したのですが、最後にハクサイに行き着きました。ハクサイがいちばん、日本のキャベツと食感が近かったんです。そういう意味では、自分が納得するまでとことんやり尽くす性格だと思います(笑)。
■なでしこジャパンの料理アドバイザー!?
なでしこの中にも、料理をする選手は結構いるんです。なので、料理をネタにした話は盛り上がりますね。私のブログを見てくれた選手から、「あの料理の作り方教えて!」と頼まれたり、「美味しそう!」と言ってくれたり・・・・・・。でも、アドバイスっていうほどのことはしていません。みんな自分の食生活のスタイルを確立しているので。
■オリンピック選手をつくる子どもの頃の食生活
子どもの頃は、特に母が栄養面に気を配ってくれたことが大きいと思います。子どもは与えられたものを食べるしかありませんから。きちんと考えられたメニューを食べていたから、大きくなったときに、栄養のあるものを積極的に食べる習慣がついたのだと思います。サッカーは体力勝負。厳しい練習を乗り越え、過酷なトーナメントを勝ち抜くためには、小さい頃からの積み重ねが大事なんです。家庭での食事が、未来のオリンピック選手をつくる土台になっているのかもしれませんね。
■大儀見選手思い出の味 Vのチカラメシ
研究熱心だった母は、毎日、私たち兄妹の栄養面を考えた料理を作ってくれました。そんな母が作ってくれた「豚のしょうが焼き」は、私の思い出の味。それほど手がかからないカンタン料理なので、「今日はお母さんも一休みなんだ~」と、ちょっとホッとしたものです。味は抜群、ごはんが進みました!
(イメージ写真)
■だから勝てる!! Vのヒケツ
大儀見選手のVのチカラメシ「豚のしょうが焼き」。このメニューに隠された強さの秘密とは? 日清オイリオグループの管理栄養士が解き明かします。
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―キミの夢が、いつか日本の夢になる―
日清オイリオは全日本少年サッカー大会を応援しています。
今年も決勝大会会場にて、ブース出展、栄養セミナー開催、選手食事メニューや商品提供等で、サポートしました。
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取材・文/石川守延 写真/DEXI 取材・写真協力/メンタリスタ