「夏にサッカーが上手くなる」は嘘!? 子どもの身長を伸ばしたいなら夏休みは「休み」が正解
サッカーに必要なスピードとパワーを、猛暑の中で繰り返し発揮するのは至難の業。トレーニング効果が上がらないどころか、熱中症など命の危険に関わる可能性も。
以前は「夏に選手を追い込むことで伸びる」という言葉も聞きましたが、夏に選手を体力面で追い込むことは、成長期にある子どもたちにとって、身体の成長という面では逆効果のようです。その理由を小俣よしのぶさんが教えてくれました。
「寝る子は育つ」は本当だった。長期休暇を練習オフにしたら平均で2cmアップも・・・
立っているだけで重力がかかる背骨への負担を軽くするために、昼食後に横になるのもおすすめだそう。
お子さんの体を大きくしたい保護者の皆さん、ぜひご覧ください。
あるサッカークラブが「夏休みは練習しない」を決めた理由
暑い夏の盛りに炎天下でサッカーをすることは、サッカーの上達、選手の成長面で有効なのか? という疑問から「サマーブレイク」を設けたチームのお話。
他のチームは練習している中、長期のオフを設けることに不安があったコーチたちもサマーブレイクに賛同した理由とは。
「(とあるクラブでは)夏休みをとった後、選手たちのパフォーマンスがすごく良くなっていったそう」「オフ明けに子どもたちの身長が伸びていた」
それぞれのチームの練習環境や方針があると思いますが、チームと保護者で話し合う時の参考にしてください。
長時間練習を評価する親や指導者がいるけど、正しいの? 池上正さんに聞く練習しすぎの影響
酷暑に長時間練習は論外ですが、未だに長時間練習すると上手くなると思っている大人も多いですよね。
子どもたちが毎日たくさん練習することを「サッカーが好きすぎて」「上手くなるために頑張ってる」と目を細める親や指導者もいますが、それって正しいのでしょうか。
オーバートレーニングになっているのでは? たくさん練習する=上達 じゃないのでは? 成長期に運動しすぎることの弊害は?
など、今回はサカイク編集部が気になっている疑問を池上さんにぶつけてみました。
練習しすぎを止めるのも大人の役目......