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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
サッカーを嫌々やっているふうな息子をやめさせるべきか問題
公開:2018年9月19日
■子どもの主体性を伸ばすための「ハードル」設定のしかた
※写真は過去のサカイクキャンプのものです。 質問者及び質問内容とは関係ありません。
であれば、親御さんたちは、息子さんに「自分で考える」「自分で解決する」といった主体性のハードルを用意してあげてください。これが三つめのアドバイスです。
「サッカーが好きなら続ければいいし、好きでないなら違うことをすればいいよ。君に任せるよ(だって君の人生なんだから)」
この態度をぜひ貫いてください。
そのためには、お父さん自身が息子さんのサッカーに関して、あまり深くタッチしないほうがいいでしょう。息子さんが「お父さんはどう思う?」と尋ねてくれば意見を言う程度でいいと思います。
シリアスにならずに鷹揚に構えること。
そして、ご自分のなかで息子さんのことを考えるとき、心の中に浮かんでくる以下のような言語を一掃してください。
「続けさせる」
「やめさせる」
「頑張らせる」
そんな言葉です。多くの親御さんがこれらの言葉を多用します。どれも、行動をリードする"主体"が親側です。
これは一見厳しい子育てに映りますが、実は甘やかすことになると考えます。親が子どもに「~させる」ことを続けていたら、子どもはいつまでも自立できません。主体性のハードルを下げているわけです。
主体を子どもに置かなくてはなりません。
続けるかどうか。やめるかどうか。頑張るかどうか。すべて、本人の主体性に任せること。
「どうするの?自分で決めてごらん」
ぜひ、安全基地でありながら、実は厳しいお父さんになってください。
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