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U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014特集
バルサと戦う! 大宮アルディージャのチャレンジする姿勢
公開:2014年8月27日 更新:2014年8月28日
いよいよ明日に開幕を控えたU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ。今日は初日でFCバルセロナと対戦する大宮アルディージャジュニアの丹野友輔監督に同グループとなったバルセロナ、そして世界との戦いについてお話をお聞きしました。
「バルサ(バルセロナ)には勝ちに行こう」
大宮アルディージャジュニアの丹野監督は、グループリーグでバルセロナと対戦することが決まった際に選手たちにこう話したそうです。
「勝つためにバルサ対策をするとか、特別なやり方をすると言うことではなく、自分たちが普段やっていることがどれだけ通用するか? そこにチャレンジしてみようと選手に話しました」
昨年の第1回大会では、バルセロナとの対戦はなし。リヴァプールとはエキシビジョンで対戦はしましたが「相手がどこまで本気だったかわからない」(丹野監督)という試合でした。
取材・文・写真/大塚一樹
■負けてはいけない部分。バルサ監督からの指摘
「バルサの試合は何試合か観ましたが、個人の技術、戦術、グループ戦術がしっかりしていて、対戦した指導者が口々に言っていた『サッカーをよく知っている』ということに尽きると思います」
丹野監督は、12歳以下の選手たちで構成されたバルセロナのサッカーを観て「バルサというクラブの哲学を持った大人のサッカーをしている」と感じたそうです。
「自分たちのプレースタイル、大宮アルディージャアカデミーの哲学を受け継ぐという点では、私たちのクラブにも共通する部分があります」
ボールを支配して試合を優位に進める。奪われたときの切り替えの速さとボールを奪いに行く姿勢はまさにアルディージャが目指すサッカー。
「昨年はほかのチームの指導者や発言や子ども対への接し方、ウォーミングアップなどもとても勉強になりました。自分たちが目指していた部分、具体的にはボールを奪いに行く守備の部分で『そこが一番足りていないのでは?』と指摘されてハッとするところもありました」
昨年、バルセロナのマルセロ・サンス・ナバーロ監督は日本の選手たちの技術の高さを賞賛したあと、守備に移った際の切り替え、球際の激しさ、ボールの奪い方に向上の余地があると指摘しました。
「守備の連動性や組織、規律の部分は日本人が優れている部分でもあるので、そこで負けていてはいけないなと改めて思いました」
取材・文・写真/大塚一樹
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