コーンを四方に置き、その中で1対1を行います。コーンを置く位置はレベルにあわせて調節しましょう(狭い方が難しく、広い方が易しい)。01の練習同様、父はコーンの位置から前に出ず、横移動のみでドリブル突破を阻止。子が突破するか、父がボールを奪ったら攻守交替。何勝何敗かを競いあってみるのもおもしろいでしょう。
コレが身につく!
「お父さんはコーンの位置から前に出ることができないので、子どもは『どこまで近寄るとボールをとられるのか』をつかむことができます。また、子どもは左右にドリブルすることでお父さんを動かし、スペースを空けさせることができれば通過できるので、その感覚に気づいてほしいですね」(浅野氏)
■チャレンジ03 ボール取り合いゲーム
コーンを5~10m四方に置き、そのなかでボールの取り合いをします。向かい合っての1対1ではなく、体を使って相手をブロックし、長時間キープすることを目標にしましょう。ボールを奪ったら攻守交替。父のほうが体が大きいので、子が進もうとする方向に体を入れるだけでディフェンスになります。
コレが身につく!
「子どもは自分より体の大きな人を相手にしたときに、どのように体を使えば効果的なのかを、遊びの中で感じ取ることができます。子どもは、お父さんが押す力を利用してターンをするなど、相手の力をうまく使う感覚を身につけることを意識してみましょう。お父さんは競り合いながら『顔が下がっているよ』などのアドバイスをしてあげるといいですね」(浅野氏)