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親子でチャレンジ

【前編】ゲーム感覚! 親子で競おう!サッカー・ファンゲーム

公開:2011年2月 2日 更新:2023年6月30日

キーワード:ゲームトレーニングドリブル判断力練習

海外のサッカースタイルやワールドクラスのコーチング技術を、日本のコーチや選手たちに紹介している「トータルフットボール」。現在、ナイキジャパンの協力のもと、海外サッカーの育成事情に精通したコーチが関東・関西のクラブ、学校へ出向き、トップレベルの練習を無料で実践しています。ウォーミングアップ、スキルトレーニング、少人数でのゲーム形式練習など、効果的でユニークなトレーニングの方法を知るコーチ陣に、親子で楽しめるゲーム形式のメニューを紹介してもらいました。

■小さい子ども達は、できるだけボールに触るべき


「ボールと大親友になれるのは幼少の時期だけ。早ければ早いほど、よりボールと仲良くなれるのです。子どもには"そのボールは俺のものだ!"という意識がとても強く、スペース、チームワークといった言葉は頭のなかにありません。でも、私は"自分以外にも人がいる"という概念を早い時期に教えてもいいと考えています。そして、勝ち負けよりも"戦う""競う"を大事にして欲しいのです。これから紹介するドリブルゲームは、私のお気に入りのメニュー。なぜなら無意識のうちに、選手達が想像力をはたらかせ、知らずのうちに、実戦と非常に近い状況で練習できるからです」

■チャレンジ01 底なし沼

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【準備】
  • 20m x 20mの正方形をつくる
  • 3人をランダムに選び、鬼に指定
    ※その時、鬼はアニメに出てくる悪役の名前などをつけると楽しさが倍増
    (例えば、バイキンマンやポケモンのキャラクターなど)
  • 鬼の数は人数によって変えてOK
    ※ゲームの形勢を見ながら大人が鬼の数を決めていくと良い
    (10~18人ぐらいを追いかける場合は、鬼は2人か3人くらいがベスト)


【進め方】

鬼以外の子ども達は1人1ずつボールを持ち、エリアの中であればどこをドリブルしても良い。もしエリアの外に出てしまったら、底なし沼にはまったという事でエリア内に戻り、ボールを頭の上で持ち、両足を広げてトンネル状態を作って立つ。 そのうちに他の子が、沼にはまってしまった子の足の間にボールを通せば、また自由に動けるようになるというルール。 一回は2分づつくらいで区切るのが適切。

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