「放っておいても治るだろうと簡単に考える方もいらっしゃいますが、子どもが少しでも痛みを訴えた場合は、医療機関で診ていただいたほうがいいでしょう。これまでも、我慢強く『痛くない』といい続けて症状を悪化させてしまったお子さんもいるので、親御さんもそうですが、お子さんも素直に『痛い』ということは大事なことです」
――では、ケガとの付き合い方ということに関していえば、親御さんはどのような点に気をつければいいのでしょうか?
「例えばオスグッド(成長痛)などは、年齢的に小学校の高学年くらいから見られ始めます。普段の歩き方や練習量、また、いつも以上に練習をした時(自主錬)・新しいポジションになった時・新しいスパイクにした時などは、子どもはいつも以上に頑張ろうと気合が入るので、注意して見てあげたほうがいいですね」
まつなが鍼灸整骨院//
修徳学園女子サッカー部、同校柔道部トレーナーを務める先生たちが、子どもから高齢者にいたる幅広い年代の治療や診察を行っている。また、スポーツ障害やケア方法などの豊富な知識を広めるセルフケア教室やストレッチ教室なども開催中。
住所:葛飾区奥戸3ー6ー9 Tel:03-3694-5291 アクセス:JR新小岩駅からバスで10分
オフィシャルWEBサイト:『まつなが鍼灸整骨院(PC)』
取材・文/石井宏美 写真/サカイク編集部