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親子でチャレンジ

身長がグングン伸びる! 肩甲骨盤連動ストレッチに親子でチャレンジ!!

公開:2014年3月10日 更新:2023年6月30日

キーワード:ストレッチ親子

肩甲骨盤連動ストレッチを知っていますか? 肩甲骨と骨盤まわりの筋肉と、双方をつなぐ筋肉をストレッチする方法で、柔軟な筋肉をつくることで身長の伸びを促します。今回はサカイク読者の杉本さん親子に、肩甲骨盤連動ストレッチにチャレンジしてもらいました。
 
 

■肩甲骨盤ストレッチをおすすめする4つのポイント

POINT1
筋肉は放っておくとどんどん硬くなる!
 
筋肉は赤身肉のようなもので、放っておくと、どんどん収縮して硬くなります。また、最近の子どもは戸外で走り回って遊ぶことが少なく、ゲームなどで不自然な姿勢を長時間とることが珍しくありません。すると筋肉がより緊張し、ぴちぴちの全身タイツをまとっているような状態に。これでは身長アップの妨げになります。肩甲骨盤連動ストレッチで、効率よく体を伸ばしてあげましょう。
 
POINT2
全身の筋肉をまんべんなく伸ばす
 
肩甲骨盤連動ストレッチでは、肩甲骨や骨盤のまわりについているさまざまな筋肉に注目します。背中の下側を広く覆う広背筋、背骨やうえでつなぐ肩甲骨まわりの筋肉、上半身の姿勢を保つために欠かせないお腹まわりの筋肉、大腿四頭筋など脚のまわりにある筋肉など、体の成長に関わる筋肉をまんべんなくストレッチしていきます。
 
POINT3
スポーツをしたらストレッチは必須
 
部活などで定期的に体を動かしている子どもの場合、練習前後にストレッチを行っていると思います。しかし、時間が少なかったり、アキレス腱伸ばし程度の限定的なストレッチでは、不十分です。スポーツをしている子どもこそ、肩甲骨盤連動ストレッチで、全身の筋肉をよく伸ばし、骨盤のゆがみなどが出ないよう、体全体を整えましょう。けがの防止にも有効です。
 
POINT4
ストレッチは勉強にも役立つ
 
肩甲骨盤連動ストレッチで筋肉の緊張がほぐれると、血液の流れがスムーズになります。すると血流にのって酸素が脳にたっぷりと運ばれるので、頭がしゃきっとして、勉強の効率がグッとアップ。勉強の合間に短時間のストレッチを入れると、眠気防止や気分転換になり、まさに一石二鳥です。適度なリラクゼーション効果もあるので、勉強でたまったストレス解消にも役立ちます。
 
 

■親子でチャレンジする4つの理由

理由1:柔軟性がアップする
セルフストレッチでは伸ばしにくい部位を、パートナーの手を借りて伸ばすことができるので、より体を柔軟にすることができます。
 
理由2:体の状態をチェックできる
筋肉の変化や、体のゆがみなどに、親が気づくことがあります。以前より柔らかくなれば褒めて励まし、ゆがみがあれば全身を調整しながらストレッチをサポートすることができます。
 
理由3:筋肉を正しく伸ばせる
子どもがセルフストレッチをすると、自分ではできているつもりでも、正しい方向に伸ばしきれていない場合があります。親子でチャレンジすれば大人が正確に筋肉を伸ばすので、子どもも正しいストレッチを学ぶことができます。
 
理由4:コミュニケーションできる
子どもと触れ合いながら行うので、コミュニケーション手段として最適です。体が気持ちよく伸びて、心がほぐれた状態なら、普段あまり話をしない男の子でも会話の糸口がつかめるかもしれません。
 
 

■肩甲骨盤連動ストレッチにチャレンジ!

【今回チャレンジしてもらう親子】
 
杉本春喜さん
杉本春喜さん
 
杉本蓮くん(小学4年生)
杉本蓮くん
 
 
肩甲骨盤連動ストレッチ1
肩甲骨まわりのストレッチ
肩甲骨まわりのストレッチ
背中の硬さをとって身長アップ
 
パートナー
あぐらをかいて座り、両手で子どもの左手首をつかみます。体重を後ろにかけ、子どものうでをひっぱります。反対側も同様に行います。
 
ポイント
●綱引きをするようなイメージで、子どものうでを引っ張る。
●子どもが正しい向きに首を向けているかチェック
 
子ども
パートナーと対面で座り、両足裏をパートナーのひざに当てます。背中を丸めながら
後ろに倒れるように体重をかけます。左肩ごしに振り返るようなつもりで、首を後ろに向けましょう。反対側のうでは脱力して床に置いておきます。
 
 
肩甲骨盤連動ストレッチ2
胸とお腹のストレッチ
胸とお腹のストレッチ
胸とお腹のストレッチ
全身をひっぱって身長アップ
 
パートナー
前傾姿勢になり、子どもの両手首をしっかりつかみます。自分の腰の上に子どものお尻をのせて、子どもの体を持ち上げます。10~30秒間キープしたら、子どものうでをひっぱって全身を引き伸ばしながら、ゆっくり下ろしていきます。
 
ポイント
●子どものひじを伸ばしてあげる
●お尻ではなく、腰に子どものお尻をのせる
●ひっぱりながらゆっくり下ろす
 
子ども
両うでを上に伸ばし、手のひらを天井に向けます。体の力を全部抜いて、胸からお腹がスッキリ伸びるのを感じましょう。
 
 
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構成/サカイク編集部 写真/田川秀之

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