親子でチャレンジ
かわいい子には旅をさせよ!子どもが旅で身に付ける3つの能力
公開:2015年3月 2日 更新:2023年6月30日
■「次、どうしようか?」その一言で、自ら考える力が身につく
子どもに何かしてほしいとき、どのような声かけをしていますか?
「はい、次はコレね」と、やってほしいことを指示していませんか?
それは石橋を叩く声かけです。まずはその声かけを「次、どうしようか?」に変えてみませんか。子どもに自分で考えさせるときの声かけですが、こう声をかけたら親も子どもに考えさせなくては、と思いますよね。そして、答が出るまではじっと我慢。アドバイスもしません。とにかく我慢をして、ひたすら子どもの答えを待ちましょう。
そして、その答えが親の思っていることと違っても、まずは答えを導けたことをほめて、その通りに行動させましょう。
その結果、失敗するかもしれませんが、まったく問題ありません。というより、失敗していいのです。
「男の子なんて、失敗しても2日後には忘れてまた同じことを繰り返すんですよ。でも、その繰り返しで学ぶんです。どんどん失敗させましょう」(高峯ヘッドコーチ)。
考えて、失敗して、また考えて、また失敗をする。一見、学んでいないように思いますが、少しずつ何かを感じ、学んでいるのです。
「サカイクキャンプ」では、コーチが答えを出すことはありません。「次、どうする?」「どうしたらいいの?」とつねに子どもたちが思考を巡らすような声かけをします。時にはコーチたちが驚くような回答をする子どももいます。でも、それがいいんです。もちろんコーチたちは子どもの意見を尊重してくれます。そして、子どもたちは自分の意見を言えること、意見が認められたことで、自分に自信が持てます。
子どもを『サカイクキャンプ』という“旅”に出して、親子ともに成長しませんか?
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取材・文/前田陽子