親子でチャレンジ
足もとか?相手の裏のスペースか?マークを外す2種類の動き【いまさら聞けないマークを外す動き2】
公開:2015年10月27日 更新:2023年6月30日
答え 「マークを外す動きは2種類あり、状況により使い分ける」
【いい例】
相手の背後のスペースを狙い……
DFが下がったら足下で受けるような動きをとり……
DFが寄ってきたら、空いた背後のスペースに……
一気に走り込んで……
ボールを受ける
■ポイント2 足下と背後のスペースの両方を組み合わせて動く
じつは、前回のポイント1に正解が記されてあったのですが、その時々の状況によって目標がゴールであろうと、自分たちが有利な状況を保つためであろうと、ボールをもらうスペースに対する考え方は大きく2つしかありません。
それは足下か、DFの背後か。
たとえば、ドリブルが得意な選手は足下でボールをもらいたがりますが、そればかりでは相手に読まれてしまいます。当然、DFは攻撃の動きを予測してマークの距離を縮めるため、その裏をかかなければ自分にとって有利な状況は作れません。
そこでマークする選手の裏をかくには、DFの背後でボールをもらうという選択肢を2つに増やすことが有効です。相手DFの立場から見れば、選択肢が2つになるので迷いが生じます。そうすれば、予測が難しくなります。
要するに、ボールをもらうスペースが大きく2つあるのであれば、マークを外す動きも大きく2種類あるのです。そして、その時々の状況で自分、もしくはチームが有利な状況に立つためには、その使い分けと組み合わせが必要になるのです。
攻撃側にとっては主導権を握り続けることがゴールにつながります。だから、個々にフォーカスすると、マークする相手DFの裏をかき、常に有利な状況に立ち続けることが大切です。そのためには、マークする相手に選択肢を2つ与え続けることが重要です。
一人ではなく、複数の選手が『マークを外す動き』で守備を混乱に陥れていれば、チームはいつも有利な状況に立ち続けることができます。ボールを持っていない選手のスキルがゲームを左右するという点では、マークを外す動きはかなり有効活用できます。
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